園芸種が花壇を脱出しても翌年に花をつけるのはなかなか難しいようです。
そして、この子も脱出しそうですが・・・
「ネモフィラ」です。 和名は「瑠璃唐草」と言われています。
ハゼリソウ科(ムラサキ科)、ネモフィラ属の総称です。1年草です。
ルリカラクサはネモフィラと近い種ですが、一応別物です。(園芸上はネモフィラとされています)
故郷はカナダ西部~北米西部~メキシコにかけてで、11種くらいあるとか・・。
日本には1914年に連れて来られたようです。なので、もう105年も経ってるのですが・・知ったのは最近です。
茎は匍匐性ですから、横にどんとん広がって陣地を拡大します。
葉っぱは羽状に深い切れ込みがあり、対生と互生のもあるとか・・・?
茎と葉に柔毛があります。
この花も大きな公園で一面の「ネモフィラ畑」になって人気があります。3月下旬から5月にかけてが見頃になるそうです。
花は白地に空色〜青紫色の深い覆輪で中心に黒っぽい〜濃紫色の点が5つあります。また、白花も作られているそうです。
花は萼と花弁が5裂、雄しべが5本で葯は濃い紫色です。雌しべ1で柱頭は2裂します。