この花はよく会います。よく会うのですが、お互い人見知りって感じでした。
今回、あらためて挨拶をさせてもらいました。
「ツルニチニチソウ」です。 漢字では「蔓日日草」です。
キョウチクトウ科、ツルニチニチソウ属の多年草です。または亜低木とされています。別名では「ツルビンカ」とか「ツルギキョウ」と呼ばれます。
故郷はヨーロッパなんですけど、そして鑑賞用として今では、北米、南米、オーストラリアで帰化して、そして日本には明治時代にやって来て帰化しています。
茎が地面などを這って節から根を出して殖えるという特技です。
そして、葉に斑入りのものが人気があります。斑には白と黄色があり、その模様は多様です。でも斑入りのものは花つきが少ないようです。葉っぱにエネルギーを使ってしまうのでしょうか?。
最近では「ヒメツルニチニチソウ」も人気のようです。
花は春から初夏にかけてが元気よく咲いてくれます。花の感じがニチニチソウに似ているが、花色は青紫色、または白です。
花びらが螺旋状というのか、プロペラ形というのでしょうか、いつか風に乗って飛びたいと思っているのでしょうか。
スイセンのような副花冠があります。
雄しべは5本で内側に曲がったような感じで、葯は黄色です。この雄しべが雌しべを囲んでいます。雌しべは1本で柱頭が円盤状でその上突起物のようなものがあります。
薬草としても利用されているそうですが、アルカロイド系の毒でもあります。