この冬でさすがにラベンダー園でも花が少なくなりました。そんな中で一つ、花を咲かせているのがコレです。でも秋口からずっと咲いています・・・。

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 「デンタータ・ラベンダー」です。 
 シソ科、ラバンデュラ属の常緑小低木です。
 地中海沿岸地域、スペインなどが生まれ故郷です。
 ラベンダーは4つの系統に分かれるそうですが、これもその一つの「ストエカス系」のラベンダーだそうです・・でも意味はさっぱりです・・。

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 別名は「フリンジド・ラベンダー」というそうですが、ほとんど知られていない和名がありました。「キレハラベンダー(切れ葉ラベンダー)」です。


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 茎は4つの稜かあり、全体に白い毛に覆われていています。
 葉っぱなは鋭い鋸歯があって濃い緑色。
 花は茎頂に薄い紫色の唇形花を5~9段くらいに輪生させています。花筒の先が5裂していて、かすかに香りがします。
 見たことはありませんが、白花もあるそうです。
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 昔から、ハーブ、香料やポプリ、入浴剤、お茶といろいろ利用されています。