実はコレ、公園の脇で咲いてました。誰かが植えたのですが、なんの意味というか、何故植えたのかの「意図」がわかりません・・。花も、場違いだぁって言ってるようです・・
 「ネリネ」です。
 ヒガンバナ科、ネリネ属の球根、多年草です。
 故郷は南アフリカです。
 あのヒガンバナとよく似ていますが、属が違うので親戚ではありません。
 ヨーロッパでは人気があって中世からいろいろと品種改良されてきたそうです。日本には大正時代に連れて来られましたが、彼岸花自体、日本では救荒植物ですが、花壇で鑑賞する花というより、お墓、田畑の周りに動物除けに植えられていたので、人気はイマイチだったそうです。
 
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  ヒガンバナとの違いも大きいのです。まず、葉っぱと花があります。ヒガンバナは「葉見ず、花見ず」ですから、花の時期に葉はありません、花が終わると葉っぱが出てきます・・この子は葉っぱもちゃんとあります。
 また、なにより、毒がありません・・よ。
 
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 ところで、ネリネっていろんな種類があるのですが、コレが何か? です。
 一番有名なのが「ダイヤモンドリリー」です。この子はそうだよ・・って近くの人が言ってましたが・・本当かどうか・・
 
 ダイヤモンド・リリーは、ネリネ・サルニエンシスという冬に生育する型の改良品種だそうです。他に常緑型をネリネ・ウンデュラータといい、夏に成長する型にネリネ・ボーデニーというのがあるそうです。このへんになるともうサッパリ?です。
 
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 花色は、白・赤・ピンク・紫・オレンジに複色などあるそうです。そして、10~12月に咲いてくれるのです。
 ダイヤモンド・リリーは別名「姫彼岸花」というそうです。わざとらしい名前ですけど、毒がないそうですから、ヒメでもいいかな。ダイヤモンドというのは、花に光が当たるとキラキラ光るからだそうです。
 でも雨もなくキラキラしませんでした。
 花は花びら6枚、雄しべが6本、雌しべは1本です。