この花も秋の定番品になっています。花壇でも毎年、注目を集めて人気上昇中かも。
でもいろんな名前があるようで、本名が分かりません・・今も。
「アメジスト・セージ」です。
別名が「サルビア・レウカンサ」という人がいました。そしたら「メキンカン・ブッシュセージ」よ、って呼ぶ人がいて、さらに、「ベルベット・セージ」だぁ・・という人もいるのです。で、あんた、誰?状態です。
シソ科、サルビア属の半耐寒性の宿根草です。
故郷はこれもまたメキシコあたりです。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/sansouka/46/6d/j/o1280085914554606643.jpg?caw=800)
今でこそ何回も見たので分かりますが、最初はなんじゃコレ・・でした。
葉っぱは長い披針形で笹の葉のような感じです。葉に柔らかい毛があって先が尖ります。この葉っぱ淡緑色でよい香り、まさにセージ!です。
対生、十字型に付くので、十字対生と言われます。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/sansouka/94/b4/j/o1280085914554606656.jpg?caw=800)
短日植物ですから、日が短くなるのを感じて花を咲かせます。紫色の花に見える物は萼片です。その先にあるのが花びらです。今回のは白ですが、この他にはピンクや赤紫のがあります。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/sansouka/aa/f6/j/o1280085914554606669.jpg?caw=800)
茎先に10~30cmくらいの穂状花序を斜めに出し(ほとんど横向きです)て、唇形の花をつける。萼が紅紫でビロード状の軟毛に覆われているので、別名の「ベルベット・セージ」とも言われています。
花は雄しべは5本ですが、その内の3本は退化しているそうです。雌しべは1本で、柱頭の2裂しています。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/sansouka/8c/6d/j/o0859128014554606676.jpg?caw=800)