思い出しました。
「マメアサガオ」でしょう。 「豆朝顔」。
この故郷は北アメリカです。
ルコウソウは熱帯アメリカが多いのですが、これは北アメリカで亜熱帯から温帯のようです。
どういう理由で日本に連れて来られたのかはわかりませんが、1955年に東京で見つかったようです。70年近くたったようで、すっかり馴染んでいるようです。
花の赤い「ベニバナマメアサガオ」もあります。
いつもはアサガオなんて・・園芸種ばかりで、などと悪態をついてパスしていましたが、近所やいつもの公園などをじっくり見ると、こんなアサガオにも会えました。と、言っても、これも最初は何だか分からず・・でしたが。
「オキナアサガオ」です。 漢字では「翁朝顔」です。
ヒルガオ科、フサヒルガオ属のつる性1年草です。
田舎は熱帯アメリカですが、これも世界広く各地で帰化しているそうです。もちろん日本でも・・1950年頃、神奈川県で確認されました。
葉っぱは長い葉柄があり、先が尖った感じの長卵形で互生して付きます。
7月〜10月、結構長い間、葉腋から長い花柄を出して集散花序という付け方の花です。でも、なんと言っても、このもじゃもじゃしたヒゲのような中に青い花が・・
やっばり、オキナ(翁)って名が付くのは、ヒゲもじゃです。でもこんなのがアサガオだって言われてちょっとビックリでした。
このもじゃもじゃの正体は・・
この花序は毛で覆われて、線形の苞がモサモサとかたまっているのだそうです。その中から1~2個の青い花、小さい花ですが咲かせます。
朝咲いて昼過ぎに閉じてしまいます。
朝顔ってみんな店を早じまいしてます。これも仕事は昼までで半ドンで終わり。なので受粉もちゃんと出来ないことが多いらしいです。そして、夜になると雄しべが伸びて雌しべに花粉を付けるそうです。つまり、自家受粉で繁殖します。
そしたら、3つ咲いているのを見つけました!。