今年は病気もあって山に行けていません・・・比較的近場の山野や植物園で見つけた花を記録したいと思います。 なので、今年は大好きな高山植物には殆んど会えません。
 
 秋を感じさせてくれる山野草で魅力たっぷりなのは・・
 
 「レンゲショウマ」です。 漢字で書くと「蓮華升麻」です。
 キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草です。
 そして、日本固有の種で、さらに、1属1種という貴重な植物です。
 最近の山野草人気もあって有名な自生地は大変ですね。奥多摩の御岳山などは行列になることもあるとか・・・。自生地が知られると当然花が少なくなる危険が増大します。そんなことにならないように祈るばかりですが・・・・。
 主に東北より南部から近畿地方までの太平洋岸が多いようです。
 
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 こんな感じで咲いてます。超純情、超恥ずかしがり屋・・で顔を上げてくれません。なので下から覗こうとしても・・これが難しいのです。姿勢も怪しい感じ・・。
 
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 葉っぱは花と関係なく大型サイズです。2~4回の3出複葉で、小葉には粗鋸歯があります。
 茎の上部に白が基調の薄紫色の微妙な濃淡が入る花です。なんとも「和」。
 花びらのようになった萼片を平開して、庇のようです。その下に開いてくれない花びらが釣鐘のように下がっています。
 
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 斜め下から怪しい態勢で・・だめだ。
 そこで、自分だけの場所で本人に了解をいただきました。
 
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 萼片は外側で2~3重になっています。だいたい7~10枚と言われています。
内側の花弁は10~12枚あるそうです。半透明です。花弁の中に黄緑色の雄しべがいっぱい詰まっていますし、雌しべは白くて2~5本だそうです。
 
 ところで、この名前は、葉っぱがサラシナショウマに似ていることと、花がハスに似ているのでつけられました。
 
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 毎年いつも同じ 「いやぁ、いい花」 です。