この仲間の花って、6月、7月に一気に集中して、次から次に咲いているのです。
あらためて、今年感じました。
「ムクゲ」です。 漢字で「木槿」と書きます。
アオイ科、フヨウ属の落葉低木です。
中国~インドが故郷ですが、日本にはかなり昔にやって来ていたようです。平安時代に渡来したという説や奈良時代にはあった・・などいろいろです。
ほんの何年か前まで、ムクゲとフヨウはいつもゴチャゴチャになってました。その年に覚えたつもりでも、翌年に花を見つけるとよく間違えました。
花を見て、葉や樹を見ていませんでした。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/sansouka/14/c4/j/o1280096014554588108.jpg?caw=800)
葉っぱは互生して付きます。葉の形が「菱形というか卵型」で浅く3裂し、粗い鋸歯があります。葉に3~5本の葉脈がはっきり見えます。さらには両面に毛が生えています。・・・この点をおさえることがポイントでした。
雄しべは多数あり、雌しべの柱頭は5裂します。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190827/23/sansouka/7f/e8/j/o1280096014554588141.jpg?caw=800)
この仲間が花壇、庭先、鉢植えでたくさん見られます。
ハイビスカスの仲間です。ブッソウゲ、フヨウ、モミジアオイ、ケナフ、スイフヨウ・・楽しみです。
この白花、ただ白い花のようですが、相当綺麗です。
園芸品種も多くて、これで花だけ見ていると何だか分からなくなります。
花色は、白、ピンク、濃い紫、青紫色があり、咲き方も、一重、半八重、八重などいろいろです。
ウチの近所では八重が7~8割って感じで多いと思います。
このあとすぐに、芙蓉が咲きます。