読んでから観るか、観てから読むか・・・

島の中学に通う娘が、図書室から一冊の本を借りてきた。
「サウスバウンド」奥田 英朗(おくだ・ひでお)・著である。

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2004年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞後、執筆に3年以上かけたという長編小説。
物語は、元過激派の父母を持つ主人公の二郎は小学6年生、自称フリーライターの父と
喫茶店「アルガタ」を切り盛りする母・OLとして働く姉そして妹の
四人家族にまつわる話なのだが・・・

一部では中野の小学校に通う二郎と友達、それに元過激派でアナキストの父が
役所の職員・担任の先生や学校にかかわる波乱万丈な父に翻弄されながらも、
たくましく生きていく姿が描かれている。

二部では、父の過激派仲間で居候の、アキラおじさんの起こした事件をきっかけに、
父の故郷である西表島に帰り、自給自足の暮らしを始めるのだが
ここでも、観光開発会社との立ち退き問題が勃発するのである・・・

第一部は、「KADOKAWAミステリ」(2001年11月号~2003年4月号)に連載された作品を、加筆・修正したものと、第二部(西表編)は、書き下ろし


この本を元に森田芳光監督が映画化10月6日より映画 「サウスバウンド」 全国公開中
昨日は、一日早いが上の娘の誕生日祝いを兼ね娘二人を引き連れ、
福岡市住吉「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」でプロパガンダかぁ~
森田芳光監督の作品という事もあり少々期待して出かけたが・・・

やはり、2時間という規制があると、原作の小さな設定や、物語が出し切れてなく、
なんとなく無難に仕上げてる感が残ってしまった。
’80年代の森田芳光監督の輝かしさはどこへ・・・Remember「ライブイン茅ヶ崎」!



「サウスバウンド」
著者● 奥田 英朗 
出版社● ㈱角川書店
初版発行 ● 2005年6月30日
第7刷発行● 2006年3月5日

ISBN4-04-873611-6
価格● 1.7001円 +税
ページ数● 535ページ