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過ぎたるは猶及ばざるが如しってこのこと。

いやはや孔子様はこのことを説いておられた
のかと驚きです。

私は人間が貪欲で放流しても食べちゃうので
と思っていました。

「放流しても魚は増えない」驚きの日米研究チーム論文、その真意

 放流しても魚は増えない――。北海道大学が刺激的な
論文発表のプレスリリースを配信しました。北海道は、
人工でふ化させたサケ・マスを河川に返す稚魚の放流が
盛んで、市民も参加していますが、「無意味」なのでしょうか。
ー中略ー
 発表された論文は、ノースカロライナ大学グリーンズボロ校の
照井慧助教や北大大学院の先崎理之助教ら4人による共同
研究だ。
 2月7日にオンライン公開された。
ー中略ー
 例えば99~15年に約10万~15万匹のサクラマスが放流され
た河川で、1平方メートル当たりの生息密度を調べたところ、
07年の約1・5匹をピークに徐々に減り、13年に0・5匹を下回った。
別の河川は、03~09年に十数万~約20万匹を放流したのに、
密度は09年の約0・5匹から10年に約0・1匹と下がり、15年に
ほぼ0匹。
ー中略ー
研究チームは餌やすみかなどの「環境収容力」が限られる
河川に収容力を超える大規模な放流が行われると、生存
競争が激化し、サクラマスの自然繁殖も抑制されて、魚種
を問わずに生息数が減るとみる。
 生態系の安定性が損なわれたのだ。放流魚は野生よりも
大型化する傾向にあることも、競争を激しくする一因になる
可能性があるという。



<参考>

放流しても魚は増えない~放流は河川の魚類群集に長期的な悪影響をもたらすことを解明~(地球環境科学研究院 助教 先崎理之)
https://www.hokudai.ac.jp/news/2023/02/post-1173.html