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「女性の神秘冒すべからず」

なんてことを考えて
1880年以来立ち入り
禁止を宮内庁がして
いるわけありませんが。

ついに許されたんですね。

奈良・箸墓古墳:「卑弥呼の墓」調査 研究者16人、初の立ち入り 「高松塚以来の感動」


自分なりの判断のご紹介-箸墓古墳
邪馬台国の女王・卑弥呼の墓
との説がある奈良県桜井市の
箸墓(はしはか)古墳(全長
約280メートル、3世紀後半)
で20日午前、日本考古学協会
など15学協会の研究者16人
が初めて立ち入り調査に入った。
陵墓指定している宮内庁が
調査を認めた。
邪馬台国論争に絡んで注目度の
高い古墳で、古代史解明に
欠かせない陵墓研究にとって
大きな一歩となった。


箸墓古墳って、右の写真の
ようにまるで絵に描いた
ような理想的な前方後円墳
の形をとどめています。

さすが、日本の宮内庁、
タリバンと違って人類
文化遺産を守ろうと・・。

というわけでなくて、
明治時代からの天皇
神格化の流れを戦後も
頑なに守ってのこと。

現在、全国740か所も
江戸時代末期から明治時代に
立ち入り禁止となった
陵墓があるんです。

考古学者たちの調査に
よって神武天皇以来の
歴史が違ったもので
あることが分かったから
といって今の日本における
天皇に対しての気持ちが
変わるわけはないのに。

まあ、さすがに、研究者
たちの強い要望によって
1979年からは年1回
程度の調査が開始される
ようになっています。

ところで、卑弥呼が支配した
邪馬台国、北九州説と大和説
ずーっと論争が続いたまま。

今回は発掘や採取はできず
墳丘の最下段を歩くだけ
でしたが、早く内部調査が
できるようになるといいですね。o(^-^)o