なんということでしょう、この
近頃の寒さは、お花見もできません。

春とはいわず、1月のお天気ですね。

昔、たんごの国普甲寺といふ所に
深く浄土をねがふ上人ありけり。

・・・・・・・・・・・・・・

から風の吹けばとぶ屑家はくづ屋の
あるべきやうに、門松立てず、煤はかず、
雪の山路の曲り形りに、ことしの春も
あなた任せになんむかへける。

これは、小林一茶が五十七歳、
文政二年(1819)の元旦から歳末まで、
一年間の随想・見聞を日記風に記した
句文集『おらが春』の冒頭です。

この文に続いてあの有名な俳句。

目出度さもちう位也おらが春
(めでたさも中くらいなりおらが春)

50過ぎまで、家庭内にいさかい、
不幸が続き、やっと落ち着いた
心境なんでしょうか。

お正月の句ですが、ちょっと似た心境が

門松は冥土の旅の一里塚
めでたくもありめでたくもなし

一休さんで有名な禅宗の一休宗純が
詠んだ和歌。『狂雲集』にあります。


あ、今日の目的はめでたく、うれしい
けれど素直によろこべないことご紹介。

昨日、本来ならすぐご紹介したんですが。

世界フィギュア:真央が逆転優勝 ヨナ2位 安藤4位


自分なりの判断のご紹介-真央優勝
フィギュアスケートの
世界選手権は
最終日の
27日、イタリアのトリノで

女子フリーを行い、
バンクーバー
五輪銀
メダリストの浅田真央
(中京大)が
197.58点を
マークし、逆転優勝を
果たした。


真央ちゃんおめでとうo(^-^)o

世界選手権2回目だし、
男子は高橋選手が
日本初でダブル受賞の
喜びも。

でもね、真央ちゃん。

会見で笑みを浮かべたましたが
「五輪の悔しさはこの試合で
晴らすことはできない」。
と本音も漏らしたんです。(・Θ・;)

キムヨナ選手、はっきりいって気が抜けてましたし。

やはり、世界最高の場で、お互い実力だし切って
勝ちたいですよね。

キムヨナ選手はプロ転向のうわさも
ありますし、好敵手がいなければ
真央ちゃんも困ります。

ところで、たとえキムヨナが続けて
いたとしても問題があります。

今回、キム選手は190.79点という
ことで2位だったんですけど。

フリーの得点を見ると、なんと。

真央ちゃん129.50点。キム選手は
130.39点でキムヨナの方がいいんです。

キム選手が気を抜いてSPで7位にならなきゃ
どうなったかわかりません。

なにしろ、フリー演技は真央ちゃん自身、ほぼ
完璧。いっぽうジャンプで二つも致命的なミスを
キム選手は犯しているんです。

JOCはSPでのルール改正を申請して真央ちゃん
有利にしようとしていますけど、どんなルールでも
勝てるようにしなければ。

ラフマニノフの「鐘」、コーチのタチアナ・タラソワが
やりかっただけ、コーチ御本人にのあの雰囲気には
合うでしょうけど、可憐な真央ちゃんの
キャラクターには合いません。

契約が切れるので新コーチを選ぶそうですが、
真央ちゃんのキャラクターに合い、また、得点
ルールを考えたプログラムを相談できる
いいコーチを選んで再出発をしてくださいね。

今シーズンは終了しました。

真央ちゃん、御苦労さまm(_ _ )m



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