皆、同じ考え、同じ顔ばっかり
だったら、世の中つまらない
でしょうね。

実はつまらないどころじゃ
なく、社会の安定的な
存続にそういったことが
極めて重要なことなんですね。

まあ、やや拡げて解釈して
いますが。

生物多様性(Bio Diversity)という
ことばがあります。

1985年にW.G.ローゼンによって
造語されました。

個体レベル、種レベル、生態系
レベルといろんな意味あいが
ありますけれど。

種(シュ)のレベルで考えると、
もしその種がまったく
同じ性質をもったもの
ばかりであったら、環境が
変化した際に全部死んで
しまって、種そのものが
絶滅してしまう可能性が
あります。

 よく、雑草がどんな環境で
も育つと言います。

 実際は、いろんな種(タネ)が
あって、その環境に適した
雑草が育っているんです。

 ですから、ある環境に
育った雑草を他に移すと
死んでしまうということが
あるんです。

 また、よく食物連鎖とか
生存競争という言葉があります
けど、生物は自分だけで生きて
いるんではなく、お互いに
影響しあっていますね。


 いろんな意味合いが
あるわけですが、地球環境
規模でこの生物多様性に
着目し、多様性を保持しようと
努力することが、地球環境を
守るんだという観点での
活動が行われています。

それについての記事です。

国際生物多様性年:開幕を祝う ドイツで式典

国連総会が06年に定めた
「国際生物多様性年」(2010年)の
開幕を祝うドイツ政府主催の式典が
11日、ベルリンの自然学博物館で
開かれた。
メルケル首相らに続いて演説した
田島一成副環境相は、10月に
名古屋市で開催する国連生物
多様性条約第10回締約国会議
(COP10)の成功に意欲を示した。

記事中の生物多様性条約は
1992年に採択され、現在
190カ国が批准、米国など
4カ国が未批准です。

詳しくは外務省のHPで読んで
くださいね。


生物多様性条約
(生物の多様性に関する条約:Convention on Biological Diversity(CBD))
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/bio.html


今日の目的はCBDを
知ろうということではありません。


今日のブログで冒頭に言いたかったこと。

人として生きていて、別段に社会に
貢献しんかえればならないかなんて
大層なことを決意なんでしなくても
いいんです。

どんな人でも、他の人と違っていること
そのことこそが、社会に役立って
いるんだと思えば、たとえどんなに
苦しくても、救われることがあるんじゃ
ないかって。

長めのつぶやきでした。m(_ _ )m



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