誰もが一度は夢見るピアノ。

目が見えないかたの夢って
どんなんでしょうね。

10歳にして鮮烈なプロデビューを
し、生まれながらに全盲の
辻井伸行さんが20歳で快挙を
なしとげました。


辻井伸行さん:「一言でいうと夢のよう」と喜び語る


自分なりの判断のご紹介-辻井優勝

全盲のピアニスト、辻井伸行さんが
米国・テキサス州フォートワースで
開かれた「第13回バン・クライバーン
国際ピアノコンクール」で日本人として
初めて優勝した。ハンディをものとも
しない快挙。「一言でいうと夢の
ようです」と喜びを語った。


今回の、ヴァン・クライバーン
国際ピアノコンクール
(The Van Cliburn International
Piano Competition)は、アメリカで
開催される国際的なピアノコンクール
なんです。

ピアノの国際コンクールといえば
チャイコフスキー国際コンクール、
エリザベート王妃国際音楽
コンクール、ショパン国際ピアノコンクール。

そのチャイコフスキー国際コンクールの
第1回の優勝者、ヴァン・クライバーンを
祝して1962年より原則4年ごとに開催。

いわば、ソ連に対抗してアメリカが
権威ある国際コンクールを創設したん
ですね。

 特徴的なのは、優勝者は賞金の
2万ドル以外に3年間のツアーや
CD出版などが保証されている
ことで、若手にとっては最高に
素晴らしい贈り物です。


辻井さんは天才といっても
いいんでしょうね。

母親の辻井いつ子のお書きに
なった『今日の風、なに色?』の
なかで話されていますが、
ジングルベルのメロディーを
口ずさんでいたところ、1歳の
誕生日のときに買ってもらった
白いおもちゃのピアノをつかって
伴奏のメロディーを弾いたと
いうんですから。( ̄□ ̄;)!!

 2歳にしてですよ、まるで
3歳でクラヴィーアを弾き始め、
神童と呼ばれたモーツアルト
を彷彿とさせますね。


今回の優勝についての
動画をご紹介しましょうね。
ベートーベン「ピアノ・ソナタ第23番<熱情>」を
弾いているのかな?




テレビでも、今回の彼の演奏を
いくつかちょっと紹介していまし
た。いずれもすごいなと思いますが、
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、
特にリスト「ハンガリー狂詩曲第2番」が
私は素晴らしいと思いました。o(^-^)o


彼の演奏では、ないけれど、
今最も注目される若手ピアニスト
アリス=紗良・オット(Alice-Sara Ott)
の「ハンガリー狂詩曲第2番」をどうぞ。





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