今日の毎日のサイエンス欄の
記事をみてちょっと思いました。

土壌のCO2:温暖化で次々と大気中に? 微生物活発化で

このままのペースで地球温暖化が
進むと、ブナ林の土壌に蓄えられ
ている炭素が今世紀末に12%減る
可能性のあることが、日本原子力
研究開発機構と森林総合研究所の
試算で分かった。
温暖化で微生物による有機物の
分解が進むのが理由という。
貯蔵量の減少分は二酸化炭素(CO2)
などとなって大気中に排出され、
想定を上回る気温上昇に見舞われる
恐れがある。

要はあったかくなると、人類が
放出する以外に微生物も
二酸化炭素をドンドン放出する
っていうんです。

国連の試算だと、この現象が
世界中の森林で発生すると
仮定すると、人間活動が原因で
出るCO2の約3割に当たる
年間20億~30億トン(炭素換算)に
なるというんですね。

 3割もCO2が増えちゃうんですよ。

人類が削減したって、あんまり
効果がでてこないというか、
足もとから崩されるって感じ。

そもそも、排出権取引とかなんとか
経済界が騒いでいますが、勝手に
削減目標をたてているだけで、
結局二酸化炭素が増えることには
変わらないじゃないですか。

 もう、人類も微生物も仲良く
二酸化炭素をふやすだけ。

 そうそう、ウシさんたちも
ゲップで仲間入りでしたっけ。

 動物ばっかでなくて、植物の
参加を求めて、排出された
二酸化炭素を分解するような
ことの努力をもう少しされたら
いいんでは?

 特に、いまのところ地球で
大きな面積を占めている
海洋で藻を使って光合成する
とか、砂漠をもっと真剣に
緑化するとかね。

 中国みたいに、ペンキで
緑化は無しですよ。

 何とか科学者、技術者の
かたがた、当然それを
支える行政のかたがた
よろしくねm(_ _ )m




 

 




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