よかった：ｉＰＳ細胞研究に国の支援が

先日のこのブログの記事で日本のノーベル
賞候補と早くも評判が高い京大山中教授の
研究をご紹介しました。

従来の倫理的にも問題のあった胚性幹
細胞（ＥＳ細胞）に対し、万能細胞（ｉＰＳ細胞）
は自分の皮膚から作れますから、免疫的に
も問題がありません。

　世界の研究は一挙に万能細胞の研究に
向かい、ＥＳ細胞の研究は終わったほどです。

　また、ブッシュ大統領もＩ感謝し、米政府として
研究支援を表明したほどです。

それは、いいんですけど、海外、特にアメリカ
では政府の巨額の援助も受け、多くの研究者が
ｉＰＳ細胞の研究に携わっていて、日夜猛スピード
でｉＰＳ細胞、それからできる多様な細胞を
作りながら、研究を続けています。

　一方、山中教授と言えば、マスコミの取材
やら、講演やらの合間を縫って、ひとつの
研究室だけが研究している状況。

　同じ、京大でも、隣の研究室になった
とたん何をやっているか分からない状況。

　さらに、こうした研究には費用がかかり
ますが、その申請作業もバカになりません。

　こんなことじゃ、せっかくの日本の宝が
朽ち果てるのではと心配していました。

ｉＰＳ細胞：「万能細胞」、総力で支援　京大に拠点整備－－文科省方針

今日の新聞記事でちょっとほっとしました。

ようやく文科省が乗り出したんです。

再生医療などへの応用が期待される
ヒトの万能細胞「人工多能性幹細胞
（ｉＰＳ細胞）」について、文部科学省は
２０日、関連分野の研究者を結集した
ネットワーク組織「ｉＰＳ細胞研究コン
ソーシアム」を設立するなどの支援
方針案を科学技術・学術審議会ライフ
サイエンス委員会に提出した。

これで今年度中にもコンソーシアムが
発足しオールジャパンでアメリカと
競争ができます。

よかったｏ(^－^)ｏ

ところで、研究予算っていくらくらい
なんでしょうね。┐(￣ヘ￣）┌

まだ万能細胞は売っていません