今週火曜日は、3か月に1回開催の昔の北海道独身寮仲間との元町中華街での飲み会🍻でした。

いつものよう気のおけない仲間とのぐだぐだ話でしたが、ちょうど自民党総裁選突入時期だったので、この辺の話題に。。。マスコミ報道を見ると、有力視されているのは小泉進次郎さん。

 

でも、彼がこれからホントに日本国の総理大臣としてやっていけるんだろうか❓という話になったので、「菅さんが後ろで官僚を操っていくから大丈夫でしょ❓」と言うと、「菅さんなら安心出来るんだよねー」という声も。この会の出席者って、横浜市民が多いんですよ 笑

 

 

そして12日には、ほぼ事前予想通りに9人の候補が揃いました。これだけ乱立すると、1回目投票で過半数取得は難しいでしょうから、決戦投票になるのは確実。そうなると国会議員票が勝敗を左右します。

 

衆院議員としては近々想定される次の選挙で人気者の小泉進次郎さんに自分の街頭応援演説に来てほしいので、小泉最有力ということなんでしょう。要は、能力•識見とか政策論よりも有権者の受け狙い。まさに有権者以上の政治家を求めても無理だということですね。

 

ただ進次郎さんの知識と経験のなさは候補者の中でも際立っています。夫婦別姓制度の決着❗️についても看板政策にするんだったら、議論の経緯とか直近の状況くらいは調べておかないと。。。高市さんからは早速「不動産登記は旧姓でも出来るようになった」と基本的な勉強不足を皮肉られていました。

 

これはワタクシも大家なのに知りませんでした。調べてみたら、旧姓だけでの登記は出来ず(高市さんの発言も若干足りない部分がありました)、あくまでも旧姓併記での登記が出来るようになったということのようで、うーん、これではあまりメリットがなさそうな感じですけど。。。

 

もう一つ、彼のウリである「若さ」も本当にプラスなのかどうか。ケネディが大統領になった時よりも若いといっても、背後で差配しているのは菅元総理で、神輿に乗せられているだけの若大将というイメージが漂っています。おまけに野田聖子さんが言うには「しっかりと母親代わりに支えてほしい」と進次郎さんから依頼されたとのこと。あー、パペット感がますます強くなっただけだと思いますが 笑

 

以下はあくまでも個人的意見ですが、、、

 

現在の東アジアを取り巻く状況からすると、日本国の存立基盤維持には日米同盟強化しかあり得ず、またそのためには防衛費増強はやむを得ない選択肢。これは上記9人の誰が総理になっても、また米国の次期大統領がハリスさんでもトランプさんでも大筋は変わらないはず。

 

したがって、次期総理の選択基準は、経済政策の違いがポイントでしょう。そうすると、財政規律派が目立つ中で、増税をキッパリ否定して積極財政での日本経済活性化を明確にする高市さんが絶対にいいですよ。討論を聴いていても、とにかく勉強家であり、幅広い分野の具体的な政策論に通じていることが分かります。投資家目線からは、間違いなく「高市推し」です。


個人的に高市さんの保守思想(男系男子限定の皇位継承とか靖国神社参拝など)は大いに違和感ありなんですが、米国は日韓融和を強く求めてくるでしょうから、高市さんももし総理になったら、安倍さんに倣って少なくとも靖国参拝などの強硬路線は取らずに、現実的な外交をするでしょうし。

 

あと2週間で、彼女の強みや良さが党内に浸透してくるかどうか。自民党総裁選といっても、今回は有権者の支持状況で国家議員の投票先は大きく変わってくるでしょうから、しばらくは世論動向からも目が離せません。

 

 

さて、12日木曜日夜は久しぶりにPARCO劇場で「ワタシタチはモノガタリ」を妻と観てきました。早めに行ったらまだ開場していなかったので、初めて屋上に行ったら、このアメーバのサイバーエージェントの本社ビルが目の前によく見えました❗️

 

半年前に「リア王」を観た時に東京芸術劇場に置いてあったパンフレットで知ったのがこの作品です。横山拓也さん作•小山ゆうなさん演出のこの舞台、凄い人気で満席でした。

江口のりこさん、入野自由さんは半年前に「リア王」を演じたメンバー。他にも、松尾諭さん、松岡茉優さん始め、芸達者で人気のある役者が揃っているので、ロビーは祝花💐で溢れていました。

 

(ネタバレになる部分もありますが)パンフレットにも掲載されているあらすじをさらに簡単にすると、、、、

 

江口のりこさんと松尾諭さんが演じる、富子と徳人は中学時代の文芸部所属の同級生。中3の夏に徳人が大阪から東京に引っ越した時から2人の文通が始まり、「30歳になってどっちも独身だったら結婚しよう」

という冗談まじりの淡い約束があったものの、徳人は30歳を迎える年に別の女性と結婚します。

 

そして、その結婚式で2人は15年ぶりにリアルでの再会を果たし、富子は徳人を祝福しながらも、自分から彼に送った15年分の手紙の返却をお願いして返してもらいます。そして10年後、富子は2人の名前は仮名に変えたものの、この往復書簡をそのまま使って、『これは愛である』という題名で小説化。SNSに投稿すると、携帯小説として大ブレイク、いよいよストーリーは終盤に向かう段階に。

 

私的な手紙をそのまま無断公表して小説に使ったこと知った徳人は憤慨するものの、富子はあくまでも創作だと反論。この携帯小説の映画化を機に、やっと光明が見えてきた小説家への道を切り開きたい富子は、徳人を必死に説得すると、徳人はお互いに納得できる結末をめざすことで、映画化に渋々了解。そして、物語の世界での2人も登場して、結末に向けての侃侃諤諤の議論が始まって、大団円に向かっていきます。。。


 

今回の舞台で驚いたのは、千葉雄大くんが結構というかかなり太ったなあ、ということでしょうか。彼の今回の役柄は松尾諭さんの若い頃を演じるのがメインなのですが、同時に富子の理想の男性の体現でもあるので昔の「痩せたイケメン系」の方が役にはハマっていたんですけどねえ。

 

全体として、とにかく面白くて、沢山笑いましたよ。ストーリーそのものは、それほど新奇性や意外感はなかったけど、男女ともツッコミ系で今注目されている役者陣が揃っていることもあって、舞台と観客もすぐに一体化して大盛り上がり。江口のりこさんについては、今年最後の舞台鑑賞になりそうです。

 

 

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さて、ワタクシ、株式投資では、毎週末の日経平均株価と保有資産残高(「MRF+現物株式残高±信用建玉評価損益」)について、いつも翌日土曜日に夫々前週末と前年末対比の増減率をチェックしています。

 

9月13日 日経平均株価:前週末比+ 0.5%・前年末比+ 9.3%

                  グロース250:前週末比+ 0.1%・前年末比▲ 8.8%...旧マザーズ指数です。

               保有資産残高:前週末比+ 0.5%・前年末比▲ 9.3%


今週末の日経平均株価は、前週末比では+190円高の36,581円と上昇しました。一方で、為替レートは、いよいよ9月17-18日のFOMCと19-20日の日銀会合を控えて、円高が進んでいます。特に金曜日はFOMCでの利下げ幅が0.25%から0.5%になるのではないかという予想が強まって、一気に140円台になりました。

 

米国利下げが▲0.5%となると、さらに円高が進む可能性が大きそうなので、しばらくは内需系の高配当株が無難な感じです。それにしても、この時期になってもなかなか配当取りの動きが感じられません。。。