9月1日日曜日は、妻が申し込んでいた「24時間テレビ47 愛は地球を救うのか❓」の観覧募集に当選したので、20年ぶりくらいに両国国技館に行ってきました。
ワタクシ、もともとテレビって、あまり好きじゃないんですよ。特に民放って、ニュース番組ではいい加減な解説が散見されるし、ドラマも仕立てが安易な印象だし。(←妻が絶賛していた「アンチヒーロー」を観て思った個人的感想です)夕刊を取っていないので、夜のニュースは大体見ていますが、それ以外で観るのはNHK朝ドラとTBSがっちりマンデーくらいでしょうか。
この日はがっちりマンデーの後のサンデーモーニングを観ていましたが、相変わらず女性コメンテーターが❓なコメントをしていました。女性活用に積極的なこの番組、スポーツ担当の唐橋さんや手作りフリップ担当女性アナはいつもきちんと勉強をしているのが分かる説明で好感が持てるのですが、常連の女性コメンテーターはかなり低レベルでした😰
元村有希子さんが「鼻白む(はなじろむ)」を「はなじらむ」と平然と誤読していたくらいはまあご愛嬌❓〜としても、佐藤千矢子さんが昨今の中国による領空侵犯についても「中国の上層部の意図ではない」的な頓珍漢なコメントをしていたのには心底呆れました。この方、毎日新聞で女性で初めて政治部長になった方とはとても思えない。。。
いよいよ次期総理候補者が出揃う今の時期に起きた領空侵犯と領海侵犯。どう見ても、次期自民党総裁選候補者への圧力とそれに対する反応を探るためのリトマス試験紙だと見るのが普通の感覚でしょう。中国軍の現場の暴走などではなく、習近平の考えを受けた上層部による指示に決まっているじゃないですか。
もともと中国に対しては弱腰の岸田政権。レームダックに加えて林官房長官は媚中派ということで、中国も舐めてかかっている部分はあるでしょう。ただ今回も「遺憾」を繰り返すだけの上川外相には失望しました。年齢的に総理は今回ラストチャンスなのだから、「今度同じことがあったら駐中大使を召喚する」くらいの迫力で迫って欲しかったんですが。
マスコミも、トピックスニュースの解説なら、領空侵犯•領海侵犯だけでなく靖国神社石柱への落書き事件なども含めた一連の対日挑発行為の背景には、日本の次期総理の値踏みや圧力をかけて反応を見る思惑があるのではないかというような背景説明くらいはすべきでしょう。
とにかく中国経済は、不動産価格下落に歯止めがかからず、ますます厳しさを増しています。米国は政権交代しても半導体対中輸出管理強化は変わらないでしょうから、まず日本を落とすことでこれ以上半導体への
圧力がかからないようにしたいはず。日本が中国企業向けの半導体製造装置の販売やサービス提供をさらに制限する場合、日本に対して厳しい経済的報復措置を講じるという記事がロイターに出ていましたが、中国も必死なんです。
このあたりを本来ならテレビのニュースまとめ番組で、専門家がキチンと解説してほしいんですけどねー
そして、お昼過ぎに妻が当選した24時間テレビを観に両国に出かけました。このチャリティイベントについても、これまでは全く関心がなかったんです。ところが、会場が両国国技館で、当選した席が1階枡席ということで、昔々大相撲を観に行って以来の国技館に行ってみたくて、喜んで妻に付いて行ったんです。
この番組は、昨年地方系列局の幹部社員が10年にも亘って、募金とその他経費からも多額の現金を着服していたというとんでもない事実が発覚していたので、これを機にお取り潰しかな〜とも思っていたのですが、タイトルを「救う」から「救うのか❓」に変更したくらいで、これまで通り継続することになったようです。
日曜日は15時までに入場ということだったので、12時過ぎに行きました。入場に際しては、1人ずつ写真付きの身分証明書でチェックした上で、リストバンドまで付けさせられるという厳密な本人確認体制でしたが、会場はびっくりするほど空いていました。台風の影響も大きかったのか、客席の入りは6〜7割だったでしょうか。枡席なので狭いかも、と思っていたのですが、1桝2人だったのでゆっくり足を伸ばせました。
不祥事が起きる前から、この企画にはいろいろと批判がありましたが、今回初めてこの番組を生で観た感想としては、率直に面白かったです。なかなかお目にかかる機会のないYOSHIKIさんのピアノとドラム演奏をリハーサルから生で見て聴けたのはよかった❗️ですねー 能登からの「笑点」放送時間中が、両国国技館ではリハーサルタイムだったのですが、初めて見たプロのリハは本番以上に緊張感が漂っていました。
あと、メイン企画も様々なチャレンジドの人たちのポジティブな取り組みは、所謂「絵になるストーリー」に仕上げた部分はあるものの、素晴らしい話であることは間違いなく、この分野に疎い者としては初めて知ることばかり。個人的には非常に勉強になりました。
一方で、疑問に思うことも山ほど。そもそも、昨日のような台風で冷たい雨が降る中で、女性芸人のやす子さんにマラソンを続行させる意義って何なんだろう❓これを見て楽しいとかパワーをもらったという感覚は、古代ローマで貴族から提供されたパンや見せ物(剣闘士の闘いや戦車レース)で喜んでいたローマの無産市民と同じなんじゃないか。
また放送終了後に日テレ社長が会場で行った挨拶の酷かったことにはただただ唖然。チャリティー番組のレゾンデートルを根本から問われるような不祥事に対するお詫びもほとんどなく、日産などのメインスポンサーへの感謝に終始するという、ある意味では本音満開のスピーチ。会場の関係者席にスポンサーがいたのかもしれないけど、ちょっと非常識でした😰
直接的には自分の局ではなく、系列局の不祥事とはいえ、24時間テレビの総元締めなんだから、少なくとも募金の管理体制だけは抜本的に見直してから番組の継続をするのが筋でしょう。今年も普通のキャッシュ募金を継続していたようですが、これだけの事件を起こしても再発防止策が不十分なのは、普通の民間企業ではまずあり得ません。最低限、着服が出来ないような再発防止策をきちんと取る、具体的には、募金は全てQRコードからのキャッシュレス化にするような仕組みに変えるのが普通の対応だと思いますけどね。。。。
この24時間テレビって、建前はチャリティーでも本音は利益確保のためにやっているのかなと思っていたら、募金と寄付金は「キャッシュレス募金の手数料を除き、経費を差し引くことなく福祉・環境・災害復興などの支援事業」に回す、ということなので、それ自体は利益には繋がりません。両国国技館でも膨大なADやアルバイトを使っていましたし、おそらく準備に投入するリソースとコストは凄まじいものでしょう。
民放局って、報道やニュースはお粗末だし、ドラマも制作費の削減やスポンサーからの圧力で制作環境が悪化しているんでしょう。そういう中で、社会貢献という大義名分があって、日本中の誰もが知っているようなお祭り番組🪅は、いくらお金がかかってもテレビ局の社員のモラール維持には不可欠なんでしょうね。だから直接的には利益にならなくても、やめられないんでしょう。
最後に最大の疑問点です。今回の立役者のやす子さんとYOSHIKIさんはノーギャラなのに、それ以外の出演者はギャラを貰っているというのもおかしい。そもそも年1回のチャリティですから仕事とは違います。ノーギャラが嫌なら出なければいいんですよ。
ワタクシの勤めていた企業では、年数回土日に社会貢献活動がありましたが、交通費含めて手弁当でした。勿論、文句を言う人なんていませんでした。こういうチャリティの根幹に触れる問題について、明確に説明しない日本テレビってちょっと問題です。
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さて、ワタクシ、株式投資では、毎週末の日経平均株価と保有資産残高(「MRF+現物株式残高±信用建玉評価損益」)について、いつも翌日土曜日に夫々前週末と前年末対比の増減率をチェックしています。
9月6日 日経平均株価:前週末比▲ 5.8%・前年末比+ 8.7%
グロース250:前週末比▲ 3.8%・前年末比▲ 8.9%...旧マザーズ指数です。
保有資産残高:前週末比▲ 7.2%・前年末比▲ 9.7%
今週末の日経平均株価は、前週末比では▲2,256円安の36,391円と大幅な下落です💦 まず、週中の水曜日は米国景気の後退懸念に石破金融所得課税強化発言への嫌気も加わって、▲1,638円の急落。そして昨晩発表された米国の8月雇用統計はそれほど悪い数字ではないと思ったんですが、米国株は大きく下落して円高も進んだため、日経平均先物は4ケタの下落で35,000円に接近でした💦
先週の予想とは全く逆の2番底探る展開です。どこで下げ止まってくれるかーーー