先週18日土曜日は大家仲間5人で江戸川競艇に行って来ました。全員がサラリーマン大家で、うち3人は現役で、ワタクシともう1人の2人が卒サラという構成でした。

 

サラリーマンをやりながら不動産投資をしている人たちですから、基本的に投資と相通じる部分の多いギャンブルについては、ジャンルを問わず好きな人が多いんです。春のお花見会の時に「次回はみんなで江戸川競艇に行こう❗️」と酒の勢いで盛り上がった時に、偶々江戸川区在住の大家の方がいたので、この集まりになったという次第。

 

ワタクシはギャンブルは基本的にやりません。特段の哲学があってのことではなく、単にものぐさなので勝つためにいろいろと調査や研究をするのは面倒だという、ただそれだけの理由です。

 

大昔の学生の頃は授業の空き時間に場外馬券場で馬券を買ったことはありますが、当時(40年以上も前です)は現地の競馬場に行かないと最終オッズが見れないような時代。今のように気軽にスマホで簡単に公営ギャンブルに参加出来る環境ではありませんでした。

 

大学を卒業して会社に入ったら、最初は地方の工場に赴任したこともあって、ギャンブルらしいことといえば、社内のお付き合い麻雀程度。ただ社会人のレートは学生とは違って随分高かったです。

 

かつてワタクシの勤めていた会社の同僚先輩後輩は、ギャンブル好きが結構多かったのに、不動産投資は言うに及ばず株式投資もほとんどしていませんでした。一方で、競馬が大好きという人はやたら多くて、毎週出走馬の血統を一生懸命チェックして馬券を購入しているのをいつも横目で眺めていましたよ。

 

「とてもこんな面倒なことは自分には出来ないなー、これだけのエネルギーを使うなら、不動産や株の方がよっぽど儲かるのに。。。」といつも思っていましたが。。。。まあ、金儲けではなく、好きで没頭していることですから、周りの感想なんて余計なお世話以外の何物でもないんですけどね。

 

そんなワタクシですから、競艇なんて勿論生まれて初めてです。今回のメンバーは1人は競艇歴ウン十年の「師匠」ですが、あとの4人は今回初めて、あるいは大昔に舟券を買った記憶があるという程度の初心者集団でした。

 

この「師匠」のオススメが指定席ということだったので、近所に住む大家さんに事前に2,000円の指定席券を購入しておいてもらい、お昼に集合しました。これは大正解で、レース初日の土曜日ということもあって、指定席券は朝の開場後にすぐに売り切れていたそうです。

この江戸川ボートレース場は1階が一般フロアで、2階が指定席。1階は(なかなか言いづらいのですが)いろいろな方々が集まる"所謂ギャンブル場"という雰囲気。初心者は2階の指定席が無難です。また、席料2,000円といっても、1,000円の食事券が付いているので、実質的には1,000円ですから。

 

公営ギャンブル場の来場者へのサービスは至れり尽くせりです。ココはまず船堀駅から無料バスが沢山走っていますし、指定席フロアの食堂もリーズナブル。うな重や上鉄火丼は1,500円ですが、ほとんどのメニューが1,000円なので、添付の食事券で賄えます。1,000円天重はなかなか美味しかったです。

ランチの時でも空室の募集状況などの話題になるのは、大家の性です。やっぱり民泊をしている大家は絶好調のようで、唯一の苦労は清掃人員の確保とコストアップとか。エアビーはドル払いなので、昨今の円安はさらにフォローになっているとか。

 

食事した後は、1レースごとに舟券を購入しながら、席で観戦です。予想していたよりもレース場の水面が近いですね。

肝心の結果ですが、この日は全12レース中の9レースに賭けて5勝4敗でした。購入した舟券総額16,200円に対して、払戻金総額は15,540円。半日楽しく観戦して食事もして、席料と回収未達額660円を加えても3,000円弱ですから、ギャンブルとしては上々でした☺️

 

そもそも論ですが、競艇は競馬に比べると初心者向きです。25%はテラ銭として取られるので、還元率は競馬とほぼ同じ水準ですが、レースが僅か6艇で行われることから、競馬よりも着順の組合せがはるかに少なくなります。


事前に聞いていたのは、「競艇は1コースが圧倒的に有利」ということ。ド素人のワタクシは、1号艇を1着にして2着を2〜4号艇で流すことを中心にした二連単(1着2着を着順通りに当てればOK)の舟券を購入。これが功を奏したようです。この日のレースでも、12レースのうち、7レースで1着は1コースでした。

勿論、中上級者は、選手の実力差やモーター性能、自然条件などいろいろな要素を加味しているんでしょうが、ビギナーズラックで楽しむことが出来たのはいい経験でした。

 

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さて、ワタクシ、株式投資では、毎週末の日経平均株価と保有資産残高(「MRF+現物株式残高±信用建玉評価損益」)について、いつも翌日土曜日に夫々前週末と前年末対比の増減率をチェックしています。

 

5月24日 日経平均株価:前週末比▲0.4%・前年末比+15.5%

                 グロース250:前週末比▲3.9%・前年末比▲13.9%…旧マザーズ指数です。

              保有資産残高:前週末比▲1.1%・前年末比+18.8%


今週末の日経平均株価は、前週末比▲141円安の38,646円と下落しました。注目された最大イベントは、勿論、22日のNY市場引け後のエヌビディアの決算発表。今年に入ってエヌビディアは好決算を既に織り込んだようなチャートを描いていましたが、市場の事前予想を上回る増収増益に加えて、増配と自社株買いも発表されて上昇。一気に1,000ドルを超えてきました。

この決算をNYに先立って消化した23日の東京市場では、当然のように半導体株は一気に上昇。おかげさまでアドバンテストの損切りもほぼ終了出来ました😮‍💨

 

ただし、株価上昇は半導体以外の業種には波及せず、また翌日金曜日は米国金利上昇を嫌気した米ハイテク株下落の流れが東京市場にも波及して、半導体株が総じて下落。22日のもう一つのトピックスである11年ぶりの「10年物国債利回り1%超え」も不動産株などを中心に株価下押し材料となりました。

 

個人的には、千代田化工建設の状況が気になります。22日の8:30という取引開始直前にようやく会社からリリースがありました。米テキサス州のLNGプロジェクトを共同で遂行している米国ザクリ社がチャプター11(米連邦破産法11条)を申し立て法的再建手続きに入ることになったという、先日の決算発表延期要因が公表されました。

千代田化工の業務担当分野である「設計・調達業務は概ね完了」といっても、肝心の建設を担うザクリ社がこのプロジェクトから離脱すれば、千代田化工への影響はかなり大きそう。契約がどうなっているのかによりますが、施主はカタールとエクソンモービルですから、JV並みに関係パートナーにも完工責任と未達の場合の損害賠償責任を厳しく負わされているのではないかという危惧があります。

 

23日日経新聞にも推測記事が出ており、慌てて会社からも追加リリースが出ていますが、早く決算見通しを出して欲しいですね。果たして、追加費用の引当だけで済むのかどうか❓

 

 

 

 

所有株数は半分に減らしたのでしばらくは模様を見ますが、三菱商事のリスク管理能力にも疑問符がつきます。5年前の米国LNGプロジェクトでの手痛い失敗があったばかりなのに💢