5月中旬に、1月のピロリ菌除菌投薬の効果をチェックする尿素呼気試験を受けたのですが(これは胃カメラと違って、非常に楽な検査でした)、その結果説明が水曜日午前中にあり、久しぶりに病院に行きました🏥 測定値は0.6‰で「除菌成功」でした。(2.5‰未満ならOK🆗とのこと)

ただ、ピロリ菌除去に成功しても、胃がん発生確率が大きく減るもののゼロになる訳ではないので、これからは毎年胃カメラによる検査継続です💦 ただホッと一息😮‍💨で、午後は株主優待が効くイベント巡りに出かけました。

 

まずはこの日から銀座松屋で始まった「誕生50周年 ねずみくんのチョッキ展 」。当日券で1,800円と映画よりも高い入場料ですが、松屋の株主買物優待カードがあると無料で入れます。昔子どもが小さかった頃によく読んだ絵本なので、懐かしかったですよ。

 

そしてこの後は池袋サンシャインシティに。カクヤスが主催する「飲食業界向けの酒類総合展示会」に初めて行きました。全国の酒類メーカーやインポーターなど260社以上が集まった展示会で、3,000種類以上の酒類が試飲出来るということで、興味津々で行きました。

料飲店向けの展示会なので、「一般の人は株主を除いて入場不可」とのことでしたが、料飲店でも株主でもないと思われる人たちでものすごい混み方でした(・_・;   酒好きだったら、好きなジャンルのお酒のブースをいくつか回って試飲すれば、ほどほどに気持ちよくなって帰れます。

 

ビールやウイスキーのようなありふれたお酒もいただきましたが、サッポロビールのブースで飲んだラム酒の炭酸割りは初めての味でした。

 

最後に先週末に観た映画の感想です。前回書いたように「ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ」をまだ観ていなかったので、新宿武蔵野館に行ったら、今度は「ありふれた教室」というのが公開初日というので、またまたそちらに行ってしまいました。

この作品は、ドイツの中学校で起きた財布盗難事件の処理を巡って学級崩壊が起きる様子を描いたサスペンススリラー。トラブルに際しての教師や保護者や生徒間で交錯する思惑の違いに加えて、人種差別や貧富格差のような社会問題も中学校に凝縮していて、なかなかにリアリティがありました。金八先生に代表される、友情とか連帯のようなお話ばかりになる日本の学園モノとは全く違うテイストでした。

 

この作品を観て、韓国のインディペンデント作品「ビニールハウス」を思い出しました。同じ韓国映画で格差社会を描いた「パラサイト 半地下の家族」や「高速道路家族」も社会派スリラーでしたが、これらの作品はコメディ要素や家族の絆を感じさせるホッコリ場面がありました。しかし、この「ビニールハウス」は、そういう甘さとか救いのある部分は一切排除されており、現在の格差社会の「歪み」を突き放して描いているのが大きな違いです。

少年院にいる息子と再び一緒に暮らすことが夢で、ビニールハウスに住みながら、盲目の老人と重い認知症を患う妻の訪問介護士として働いている主人公。ある日この老妻が風呂に入れている時に暴れ出して揉み合いから不慮の死を遂げると主人公は認知症の自分の母親を連れて来て、身代わりに据えて暮らし始めるというお話です。「認知症老女すり替えサスペンス」という宣伝文句そのままでした。

 

前述の「ありふれた教室」と似ているのは、トラブルが起きた時に一生懸命に対処しようとして行ったことが次々と裏目に出て、悪い方向へのドミノ倒しになって収拾がつかなくなってしまう、というサスペンス展開です。両作品とも人間社会の根源に触れる問題を抉りつつ観客を引き込んでいくパワーがすごかったですよ。邦画でこういう作品って、観たことがないのが残念です。

 

あと、先週土曜日には大家仲間と初めて競艇に行ったのですが、この10日くらいは、こんな感じで遊んでばかりでした 笑