昨日の夜は月がとっても明るく、自宅マンションの渡り廊下から綺麗に見えました。

 

今週は何といっても、8日夜の皆既月食。空気が澄んでいたのか、欠けていても赤い月がはっきりと肉眼で見えました。

翌日9日夜の月は普通に戻っています。当たり前ですね。

 

さて、ワタクシ、株式投資では、毎週末の日経平均株価と保有資産残高(「MRF+現物株式残高±信用建玉評価損益」)について、いつも翌日土曜日に夫々前週末と前年末対比の増減率をチェックしています。

 

11月11日 日経平均株価:前週末比+3.9%・前年末比▲  1.8%

                マザーズ指数:前週末比+4.0%・前年末比▲23.0%

              保有資産残高:前週末比+4.1%・前年末比▲  1.1%


今週の日経平均株価は1064円高と3週続けての上昇でした。トピックスは、米国の10月消費者物価指数(CPI)の伸びが想定以上に鈍化したことで、FRBの利上げペースが減速するとの思惑が市場で強まって、米国長期金利が大幅に低下しました。

 

これによって、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は+10%と急騰、金曜日の日本株もレーザーテックなどの値がさハイテク株を中心に暴騰して、日経平均株価は800円を超える上昇です。


ただ、10月CPIは想定を下回ったものの、インフレが収束する方向が明確に出てきたとはとても思えません。先般のパウエル発言で、FOMCが想定する政策金利の2023年での到達点が、前回の9月会合時点から上方修正されていることが明言されている以上、米国株が本格的に反転/上昇する状況になったという判断は早計です。やはりまだしばらくはジクザグ相場が続くのではないでしょうか。

 

さて、日本株はほぼ決算発表が終わりました。今週も忙しかったので、場中の株価は全く見ていませんが、珍しく決算発表で保有株がS高を演じてくれたので爽快でしたwww

 

まず5803フジクラです。この株の購入は10月12日の日経新聞朝刊記事が発端です。電線業界では5802住友電工がトップピックだと思っていたら、高密度ケーブルではフジクラがダントツだとのことで、調べてみるとリストラも完了しておりROEも高い。そこで10月18日に871円で購入。金曜日終値は1,110円なので、ゆっくり長期保有できそうです。惜しむらくは、前日に5801古河電工が上方修正して株価も急騰した際に、フジクラ株を追加で買い増さなかったこと。

 

もう一つは7868広済堂HDです。購入のきっかけは週刊新潮10月13日号のMONEYというコラムです。母と義父の葬式も経験して、広済堂傘下の東京博善が東京都のメインの葬儀場を運営していることは知っていましたが、今年7月から葬儀ビジネスにも参入したことは初耳でした。

 

このビジネスは高齢化でますます底堅いし、また単なる場所貸しだけでも新規参入が難しい(これから火葬場を東京に作るのは至難の業です)ので儲かりますが、さらに葬儀まで一切合切手掛けたら、一気に収益が増大しそうです。ココも調べてみると、筆頭株主が香港系企業になったことで、今年から配当も出すようになり、かなり収益重視経営に大きく転換した模様。

 

PERも高くないし、中期的には下振れリスクはなさそうなので、10月から11月上旬にかけて押したところで購入して、平均購入価格1,438円で決算発表を待ちます。そして、9日の決算発表の連結経常利益は前年同期比79.4%増の12億円、通期利益は修正していませんが今期の上方修正は確実です。これを受けて翌日はストップ高、昨日の終値は1,742円なので、こちらも長期で待てます。

 

勿論、上手く行った銘柄だけではありません。残念だったのは8058三菱商事と1518三井松島。ただこの2つは今のレベルは修正されてくると思いますので、しばしの我慢です。あと、残っている決算発表は明日14日の2780コメ兵HDです。インフレで中古品売買市場はさらに活気付くと思っているのですが。ただ、ここ数日はジリジリ株価が下がってきて、25日線を割って決算発表を迎えるのがイヤな感じです。。。。