昨日はマルハニチロの最後の株主優待品である「海苔の詰め合わせ」が届きました〜 この株は優待品目的で購入したので、株主優待廃止公表直後に既に売却済みなんですがww

 

さて、今週の痛恨事は三菱商事株の22日の急落でした🥵 ワタクシのポートフォリオの大きな柱である銘柄だけに効きました。痛い💦💦

 

一体何が起きたのか❓。。。取引時間中にはよく分かりませんでしたが、夜インターネットで調べていたら、

 

「①豪州炭のロイヤリティ引上げ」で、三菱商事は今期以降大幅に収益が悪化するのではないかという懸念に加えて、

 

「②洋上風力発電の公募入札ルール見直し」も今後の再生可能エネルギー事業の足を引っ張る悪材料になるんじゃないかという不安

 

から一気に売りが出て暴落したようです。

 

以下、まず①についての個人的な疑問と感想の羅列です。(専門外なので、真偽などは❓ですよ)

 

・そもそもまだ豪州のクイーンズランド州の予算案の話で、最終決定事項ではない?

  →BHPなどの有力企業も猛反対するだろうし、引上げ幅減額の可能性もあるのでは?

 

・仮にロイヤリティーが引上げられるとして、全て商社が負担するのが現実的なシナリオなのか?

  →現在原料炭は需給タイトで売り手マーケット。一部は買い手に価格転嫁が出来るのでは?

 

・引上げによる影響は、2022年度:▲840億円、2023年度:▲320億円(SMBC日興試算)

  →先月公表今期利益見通しの前提比では、円安だけで+500億円超という利益増要因あり。

  →原油価格や原料炭の足元の市況高騰分を加味すると、+1,000億円以上の利益上乗せか?

  →ロイヤリティ引上げ分は十分吸収可能だし、むしろ公表利益比で上方修正方向では?

 

次に②については、第2次ラウンド以降の洋上風力発電の公募入札ルールを見直すことで現在検討が進んでいることを指しているのだと思いますが、あくまでも今後の入札についての基準変更であり、昨年末に発表された第1次ラウンドでの三菱商事落札の3海域については一切影響はありません。

 

この辺はワタクシの本業とも若干関係する分野なのですが、今後日本で競争力のある再生可能エネルギーを増やしていくためには、価格最重視で落札者を決めていくのが当然です。まさに第1次の入札基準が正しかったのです。

 

現行の再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)は、再生可能エネルギーの高値買取分を我々国民の電気料金で広く負担するものなので、買取価格が安くなれば国民全体の電気料金も下がります。したがって、公募入札ルールを事業実現性重視に変えて「事業実現性」の名の下に地元利権を温存して、高値の売電価格を正当化するなんてとんでもない話なんです。

 

まあ今回もどうせ第1次ラウンドで負けた、昨日ストップ高になった某企業あたりが政治家を動かしているんでしょうが。。。ただこれからはFITに依存しないと存続出来ないような新興ベンチャーはどんどん淘汰されて、価格競争力のある大手商社がこの分野でも生き残ることは確実と見ています。

 

いろいろ書き散らしましたが、上記のような勝手判断により三菱商事株をさらに買い増してしまいました!まあ今週は3月決算会社からの配当も結構入ってきましたし。ただ、金曜日の終値は3,959円と4,000円の大台を割っています🥵 果たして機関投資家は三菱商事の現状株価をどのように判断しているのか、大いに気になっています〜

 

さて、ワタクシ、株式投資では、毎週末の日経平均株価と保有資産残高(「MRF+現物株式残高±信用建玉評価損益」)について、いつも翌日土曜日に夫々前週末と前年末対比の増減率をチェックしています。

 

6月24日 日経平均株価:前週末比+ 2.0%・前年末比▲  8.0%

               マザーズ指数:前週末比+ 8.1%・前年末比▲32.0%

             保有資産残高:前週末比▲ 1.3%・前年末比▲12.8%


今週の日経平均株価は前週末比528円高の26,492円で2週ぶりの上昇でした。いよいよスタグフレーション懸念が現実株価に本格的に織り込まれ始めたのか、資源株や海運株などの景気敏感セクターを中心に売られました。一方で、米国長期金利の低下を受けて、グロース株やハイテク株、特に旧マザーズ銘柄はいい感じでした。
 

ポートフォリオのセクター組み替えに励んでいる個人投資家の方も多いようですが、ワタクシは引き続き「資源株メイン保有+低PERの内需系の追加」を基本にして行く予定です。