母は87歳

チャキチャキの阪神ファン

いつか阪神の監督にと依頼が来るかも

と言うぐらい

阪神の事知ってるし

テレビの前では

1人大騒ぎ野球中継を見てる

ディサービスに行く時は

阪神のカバンの中に

ヒョウ柄の膝掛け

コーヒーカップはもちろん

阪神タイガース


そんな母の願いは

甲子園で阪神の応援がしたい!!

それがなかなか

チケットが取れない

今年の公式戦のチケット売り出しの日

子供達にも頼んで5台ぐらいの

携帯からアクセスするも

全く繋がらない間に

ぜーんぶ売り切れ

なんとか

知り合いに

チケットを譲ってもらって

甲子園へ

87歳の母を連れて甲子園

杖を突いて

よたよたゆっくり一生懸命歩く母

車にするか

だいぶん悩んだけど

「駐車場はおまへーん」やから

電車🚃で

明石海峡大橋さん

行ってくるね

母にとっては大冒険


三宮で阪神電車🚃に乗り換え

阪神電車に乗ると

ぼちぼち

阪神のユニフォームを着てる人とか

居て欲しいけど

同じ車両には

見当たらないはてなマークはてなマーク

「この電車でええのかなはてなマーク

 ほんまに甲子園いくんかなはてなマーク

私の独り言を聞いた母が

不安になって

前のお兄さん達に

「この電車は甲子園止まりますか?

日本人ではなかったみたいで

なかなか言葉通じなかったみたいだけど

一生懸命考くれて

親切に携帯で調べてくれました

そらから

あなた達も甲子園にいくのか?

とか

いや難波までいくよとか

話してた

母凄い!!

日本語一辺倒

ちゃんとコミニケーションとって

降りる時には

「ありがとう」と笑顔で

お兄さん達に手振ってた


甲子園駅に着いた

取り敢えず

エレベーター🛗を探す

さすがは甲子園駅

エレベーターのボタン

野球ボールやん!!


ついに来ました

阪神ファンの聖地

甲子園球場


さてお席はどのゲートからはてなマーク

危なげな母の足元を見て

係の人が

関係以外入れない

エレベーター🛗に案内してくれました

いろんな人に引き継がれながら

席まで案内してもらって

とても助かりました

「何時ごろ帰る予定ですか?」

たぶんあらかじめ帰る時刻を

告げると迎えに来てくれて

誘導してもらえた感じだけど

母は最後まで居たいに決まってるから

「最後まで居て六甲おろしを歌って 帰る予定です」

「それでは少し混むと思いますが

 お楽しみ下さい」

はーい🙋‍♀️とてもありがとうです


夕食

母は近元弁当1700円

いろんな選手のお弁当が

有ったよ

近元選手は淡路島出身だから

魚が中心なので母の好み




私は酎ハイと

そば飯とフランク

食べようと思うと

イタズラ風が吹いて

地面に落ちてしまった

まあ昭和人間

3秒ルール

エイ!!と食べましたが



試合は8回までは接戦

中野選手のタオルを振る母


7回には風船も飛ばしたよ



問題の9回


8点の大量得点

奪われてしまったガーンガーンガーン

初めの2.3点は

祈るよう気持ちやら

逆転を期待する気持ちやら

重い空気

もうこんなに点差が開けば

諦めて帰ろう

今なら

帰り道も電車🚃も

空いてるはず


でも母は最後まで見たいらしい

5点目奪われたぐらいから

スタンドの空気が変わった

もうええわ

なんぼでも点取りやがれ

ホレホレという気持ち

それで急に和やかな空気が流れて

阪神ファン全員

笑顔になったよ

なんかわからんけど

みんなニコニコ


ほんで

8点取られた後の阪神の攻撃

ライトスタンドは勿論総立

熱のこもった応援

ほんで

1人だけ塁に出たら

大拍手

阪神ファン

アホかはてなマークはてなマーク

なにがどうなっても

勝てないで

でもそんな阪神ファンに感動して

しまった

(どこの球団のファン

 似たようなものなのだろうが)

今回は阪神ファンとして

書かせてもらってるので

お許しを


たぶん甲子園47000人の中で

母が最年長だったと思います

それから

人の波に揉まれながら

コケないよう

親子でしっかり手を繋いで

ゆっくり

帰りました

母はしきりに楽しかった

いいもの見せてもらった

喜んでて

頑張って連れて行って

あげれてよかったと思います

心残り

勝って六甲おろしを歌わせて

あげたかった事ですが

勝負は仕方ないですよね

            おわり