5年の社会人経験を経て、退職してローに入学。
新司法試験に三振し、
就職活動している30代の法務博士のブログです。
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三振してから、ネットや郵送で応募し続け、初めて会社に呼ばれた。
人事担当の方とすこしサシで話し、会社の雰囲気や給与水準などの説明をもらった。
担当者「では、次は本番の面接です。面接官は、法務部と、人事部の担当者です。
って、人事の担当は私なんですけどね。」
そうか、いま色々説明等でお話ししたが、そのご当人が面接官か。
やっぱりキャリア入社は、新卒の面接とは違うんだな・・・。
・・・今回の就活では、はじめての面接。
絶対に、失敗できない、という気負いが先に立つ。
どうしよう?いや、緊張するな。でも、何を言おう?どうしよう?
・・・自分で自分を緊張させてしまう、ヘンなループに突入。
担当者「では私も一応面接官なので、先に入りますね。
私が入った後、少ししたら部屋に入ってきて下さい。
落ち着いて、時間をとって頂いていいんですよ。」
そう言って、人事担当者は部屋に入っていった。
オレも、20秒数えて、部屋に入った。
最初の質問。
担当者「まず自己紹介をお願いします。」
・・・想定内。適当に学歴・職歴を述べる。
担当者「当社を志望される理由を教えて下さい。」
・・・想定内。先ほどの人事担当者が同じ質問をしてくれたので、
心の準備は出来ていた。
担当者「ロースクールを卒業されてますが、
法曹の道はどうなんですか?」
・・・来たか。
『そうですね、せっかくローを出ましたし、
できれば弁護士になりたいと思ってこれまで挑戦してきましたが、
残念ながら司法試験には合格できませんでした。
今は試験制度が変わり、最大3回までしか受験出来ない制度であるため、
私の受験はもう終了しました。
弁護士の夢は諦めましたが、
せっかく勉強した法律を生かした仕事に就きたいと思っています。』
・・・我ながら良いんじゃない?
まあ、三振法務博士なら誰でも自然に出てくるコメントかもしれないけど。
担当者「そうですか。
でも、予備試験ってありますよね?それは、受けないの?」
・・・続く!