5年の社会人経験を経て、退職してローに入学。

新司法試験に三振し、

就職活動している30代の法務博士のブログです。

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忘れもしない2011年2月13日(木)、

企業から、最初の電話をもらった。


手伝いで行っている法律事務所の仕事を定時の5時で終え、

地元の駅に戻り商店街をぶらぶらしていたときだった。


6時頃、携帯が鳴った。見覚えのない番号。

オレ「もしもし。」

電話「もしもし、『三振法務博士』さんでしょうか。

 わたくし、○○株式会社人事部の者ですが、

 今お電話よろしいでしょうか?」

・・・という女性の声。


超、焦りました。

こちらはちょうど駅前のパチンコ屋と、

隣接する香水安売り店の前を歩いており、

謎のあっかる~いBGM、

そして『有名ブランドの香水が、なんと1500円で~す!」

という女性の怒号。


先方にもばっちり聞こえているはず。


しかも!!電波状態が悪く、

そこで電話がいきなり切れたよ!!


焦りましたマジで。


とにかく、ダッシュで

電波が通じて静かな近所の雑貨屋へGO!

と、すぐに2回目がかかってきた。


オレ「はい、もしもし!」

担当者「あ、○○株式会社人事部の者ですが、

 『三振法務博士』さんですか?お電話大丈夫ですか?」

オレ「はい、大丈夫です!

 先ほどは、電波が悪くて、大変失礼しました!!!」

担当者「いえいえ、大丈夫ですよ(くすくす)」


やっぱ、香水屋の呼び込み、聞こえてたよな・・・!


早速ですが明日はどうですか?と聞かれ、

即答で、面接に伺うことに。


担当者「当社の場所はわかりますか?」


○○株式会社は、東証に上場している会社ではあるが、

オレ的には今回の応募で初めて知った会社。

しかも連日何十社にも応募して、正直わからなくなっていた。


そんなことは理由にならないのだが、

某△△社と勝手に混同したオレ。


オレ「はい、分かります!

 確か、日野市のほうですよね?」

担当者「??いえ、当社は千代田区で、駅は○○ですが・・・」


・・・やっちまった!!!


しかし、面接をいきなりキャンセルされることはなく、

一応面接していただけることになった。


電話自体は1分程度の、本当に短いものだったが、

本当に本当に緊張して、

声がうわずっているのが自分でわかった。


明日の仕事は何としても定時の5時であがらねば。



・・・つづく。