　ハッチョウトンボの生息地が埋め立てられて衝撃を受けましたが、気を取り直して次の行動に移りました。

　生息地はかなり広範囲にわたっていましたので、あるいは埋め立て地以外で生き残っているのではないかと思い周辺を歩いて探しました。結局、ハッチョウトンボは発見できずまたまた落胆しました。

　ほかのトンボなどが多くいましたので紹介します。

　　遠目から見るとハッチョウトンボにもっともよく似ているハラビロトンボ雌。

　　　ハラビロトンボ雄。腹部は黒い。

　　　ハラビロトンボ雄の顔面は青く光る部分がある。

　　　ウスバキトンボ。これから飛翔する姿が多くなる。

　　　　シオカラトンボ雄。

　　　オオシオカラトンボ雄。翅の基部に黒斑がある。

　　　　造成工事付近はすべて休耕田。セリが多く咲いていた。

　　　セリの花で吸蜜中のヒメウラナミジャノメ。たくさんいた。

　　　　サカハチチョウ夏型。山地に多い蝶で里では初めて見た。

　　　ハッチョウトンボは蜘蛛の犠牲になることも多いので蜘蛛の巣にも注目

　　　した。ナガコガネグモが何かを捕獲していたがトンボではなかった。

　　　　コガネグモもいたが何も捕獲していなかった。

　　　　ため池下に咲いていたニワゼキショウ。

　　撮影しているとこの造成地の関係者と思われる二人の男性がいたので、ハッ

　　チョウトンボの生息地の壊滅を話す。真剣に聞いてくれたが、そのことは二

　　人何も知る由もなかった。それでもこちらの気持ちを伝えたことで憤懣の気

　　持ちが少し薄くなったように感じた。

トンボ探して