ダイバーシティー | CEOコラム

ダイバーシティー

バンコクに現地法人を設立して間もなく一年経とうとしている。現地からベトナム、香港、中国を周って感じる事は日本は、ほかのアジアに比べ、明らかにエネルギーが低いということだ。経済が急成長している国と、成熟から衰退に移ろうとしている先進国と比べては当たり前といえば当たり前であるが、アメリカ西海岸でエネルギーが低いとは感じないのは何故なんだろう?

毛受敏浩氏は「人口激減」という本で国のエネルギーについて以下のように書いている。



我が国の少子高齢化による労働力人口の減少、景気の衰退、税収の減少、

これらは喫緊の課題であると考えます。


私は日本の人口減少と経済の衰退を食い止めるひとつの方法として、

国内に外国人の移住者を受け入れることが有益であると思っています。


人口の増加による国内の消費の引き上げのみならず、

様々な新しい経済活動や未知のエネルギーによる共生の文化が生まれることでしょう。


人間には、土人間と風人間がいるそうです。


土人間と風人間がぶつかると摩擦が起こりますが、

その摩擦の中から共存する知恵が生まれ、新しく豊かな「風土」が生まれるのだそうです。




国も会社も同様で、我社の現地法人も外国人とパートナーシップを築き支え合って共存していくためには、 互いの風土や文化の違いを受容し、多様性を尊重しなければやっていけない。 自国の国民より外国人の割合が多い国は、いくつもある。 外国人がいなければ成り立たないほど、その国の労働力の担い手となり 経済活動の基盤を支えていることも事実である。ほかの国では人種の多様性が当たり前でも日本では日本人としかコミュニケーションしないので 「分かってくれるだろう」が常態化しているため異文化を受け入れることが困難になる。日本の家電が世界で敗退しているのは製品ライフサイクルについていけないことより異国文化を理解しようとしてなかったからかもしれない。

バンコクは人々が活き活きとして街は深夜まで活気にあふれ、 私が東京に上がってきた時代を彷彿させるようなパワーがみなぎっている。 日本にも、このような勢いのあるパワーを取り戻せないものかと、 いつも考えさせられる。 あなたは、多様性を受け入れられますか? 日本がアジアのリーダーとなり、 海洋国家として発展していくためにも、 外国人移住者の受け入れに、 もっと積極的に取り組んでいただきたい。