経営計画チェックリスト・・・パート2 | CEOコラム

経営計画チェックリスト・・・パート2

戦略立案時の注意事項

わが社の歴史は顧客の要請により業態変化してきた。何をやりたいのではなく出来ることは違法なこと以外はすべて受けるスタンスでスタートした。それだけに理念、ビジョン、戦略、戦術の順序がぶれることが多かった。つまり戦術から戦略、ビジョンが生まれることがほとんどだったと云ってよい。
だから毎年のように中期ビジョン、長期ビジョンが変わり社員から見ると会社の未来がぶれている様に感じたはずだ。

こんな当たり前のことが今まで全く気付いてなかったがケースメソッド研修・田舞塾で若き経営者に教えていただいた。それはケース設問「貴社のマネージメント手法を述べ、ケース企業のマネージメントをどう変えるか3つ出せ」のグループ討議の一コマだった。Iさんの発言骨子は①情報伝達はメール、店舗活性化管理はチャット、店舗親密性チェックはフェイスブック。②戦略管理は戦術から戦術へ逆流しないようチェックしている。ということだった。

これはすごい着眼点だと感心してしまった。現場のやり方が自由裁量大であればあるほど、管理者が戦略を意識していないとどんどん戦略から離れ、ビジョン、理念から遠ざかる。せっかく立てた事業計画が意識されなくなり、やがては現場のやり方が翌年の戦略に反映されていく。そうしているうちにマーケットの後追いが生じ企業に活力が失われる。


現場の声が悪いといっているわけではない。むしろビジョン達成の為に考えられた戦略を顧客ニーズにはめていくのが日常業務であるためマーケットインは必要不可欠である。「この戦略が明るい未来を創るんだ」という強い決意、覚悟が経営者・幹部にあるかどうかが今問われている。