理念から生まれる生きざま | CEOコラム

理念から生まれる生きざま

4月15日アイ・ケイ・ケイ金子社長による講演会を経営研究会で主催した。アイケイケイは昨年ジャスダックに上場したハウスウエディングの会社だ。金子社長は2代目社長だが年商1億にも満たないビジネスホテルから業態を変え上場に導いた仕事一筋の経営者である。

20歳で大学進学を断念し家業を継ぐ為修行し22歳で父親の経営するビジネスホテルに入社。親族からは乞食扱いされ深い挫折感を持ち奮起。朝7時から夜11時まで仕事に打ち込んだ結果、年商17億にまで成長した。

父親から「小さい事をするのも大きいことをするのも手間は同じ、どうせなら大きな夢をもて」と言われていたせいか会社が成長しても住まいは2部屋しかない狭い借家だった。小さな成功で満足するつもりはなくても志が本物でなければ私のように油断が生まれるが、金子社長は絶対満足しなかった。

その後日創研の研修と出会い自らを振り返る機会を得、野望だけでは夢は実現しない事を知る。夢が大きかっただけに現実の自分とのギャップに多くの気づきが得て、それが自社の理念に繋がっていく。

自分の金や名誉の為に仕事をするのでなく家族や会社、取引先そしてお客様の幸せの為に仕事をする。たくさんの人から「ありがとう」と言われる仕事をすることは私欲だけで出来る事ではない。

社会に会社が存在する以上社会のお役に立たなければ存在価値がない。そしてたくさんの「ありがとう」をたくさんの人からもらいたいなら会社を成長、発展させる以外に道は無い。ありがとうを頂ける会社にするためには社員さんがそうした仕事が出来ることが条件となる。だからこそ何よりも人材が会社の発展成長の元本なのだ。

こうした考え方を理解するのはやさしいが実行するのは毎日本気で生きる事が条件となる。一気に成功するはずはない。積小為大こそ金子社長が日々意識していることなのだ。

金子社長は59歳で毎日チャレンジしているのに51歳の私は倍努力しなければならないと思った。

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