アジアと日本の架け橋 | CEOコラム

アジアと日本の架け橋

リーマン以降明らかに日本のアジアにおける立ち位置が変わったかのように見える。本来日本は先進国として考え方と技術でアジアをリードすべきなのだがうまくいかない。

唯一アジアで圧倒的存在感がある日本の産業は輸送機器だ。性能のよく故障が少ない小型車を量産する技術は欧米車に較べ優位性があり、韓国や中国の車にはない信頼性がある。

今回出張で行ったバンコクモーターショーでも日本勢は面積の半分以上を占めていて顧客も日本車に一番多く集まっていた。

リーマンショック以降、アジア市場は欧米の金融緩和の恩恵を受け投資マネーがぞくぞくと流れ込み国民の所得が大幅に増えているようだ。そんな背景から販売不調な先進国を後目にアジアはバイクから四輪へ移行していく入り口にいるように思えた。

そんな市場背景を見据え日産はマーチを100万円ぐらいで発売。ついで今回のモーターショーにあわせホンダはアジア専売車種としてブリオを100万円ぐらいで発売し一番注目されていた。

今まで所得と車両価格が合わず購買対象でなかったハイミドル層がターゲットとなりメーカー間の競争はこれから激化すると思われる。こういった日本車どうしの戦いに韓国車や電気自動車が加わると市場は一気に成熟していく。

そんな市場こそ店頭プロモーション専業会社である我社がアジアで必要とされると確信した。

震災で目先不安が高まる日本と対照的な市場とムードのアジア。日本の真の復興はアジアで必要とされる考え方と技術であり、日本の全ての会社にそのチャンスがあると思う。大切なのはアジアへの貢献という理念に基ずいたビジョンと戦略である。

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