2011年度事業計画キックオフを前に | CEOコラム

2011年度事業計画キックオフを前に

「知識があって理解力があり懸命に働くだけでは十分でない。成果をあげるにはこれらと違う何かが必要である」ドラッガーは仕事において成果をあげるには特別の才能や適正は必要ないという。いくつかの簡単なことを行うだけでよいという。そして簡単な習慣を身につければよいという。

第一に常に貢献を考えることである。これは簡単なように思えてじつはそうではなり。「業績」という言葉がでてきそうになったらその都度「貢献」と言い換えなさいという。
これは「目先の結果だけを追い求めるのではなく組織のためになるような行動をしなさい」と私に教える。個人プレーと組織のバランス。仲間の役に立つ情報を蓄積する。今の受注だけを考えるのでなく長期的な顧客の繁栄に貢献する提案をする。一つの行動が自分を取り巻くすべての人に貢献できるよう心がけることは容易ではない。毎日の行動をそんな観点から振り返られるように手帳やブログを活用したい。わが社においては顧客情報の書き込みが活性化しているのでそれを進化させるとともに、長期的視野に立つ提案を強化し顧客の繁栄に貢献して生きたい。


第二が常に集中することである。これも簡単なことに思えるがそうではない。
集中するには優先順位を決めなければならない。広告会社においてこれが最も重要なスキルで、やれるひとは組織プレーが出来る人であり多くの優秀な社内外の人材を活用できる人でもある。わが社の管理職においては最優先事項である。段取りの前に段取り、段取りが出来る人は仕事も出来る。



第三が目線を高くすることである。何をどうしようとも「世のため人のため」という目線の高さがなければ飛躍は無理である。必ず欲という落とし穴に落ち込む。
私の歴史は欲望の歴史でもある。欲望が高いことは悪いわけではない。むしろエネルギーが高いことの証明でもある。最近、自分の幸せの大部分が人との関わりから生まれ助けられている自分がいることに気づいた。自分を取り巻く人の範囲を広げることが出来れば自分の幸せも広がる。1週間誰とも会話できないことは金がないよりもつらいことなのだ。だから自分のためになることと人のためになることは長期的に見ると同じことなのだ。


そしてもう一つ。ドラッガーが口を酸っぱくして説くものがある。成果を上げるための必須の資質は「真摯たること」である。これなくしては長期的な成果を望めない。ドラッガーは成果を上げる者は成果を上げる能力を努力して身につけているという。彼らは成果を上げることを習慣にしている。成果を上げるよう努める者は皆が皆成果を上げらるようになっている。「成果をあげることは修得できる。そして修得しなければならない」
わが社の社員が全員そんな意識をもったとき「新しいコミュニケーション技術を常に開発し店頭プロモーションでNO1カンパニーとなる」という経営ビジョンが達成できると確信した。