3つの学習ポイント | CEOコラム

3つの学習ポイント

ユニクロの柳井社長も崇拝する現代経営学の巨匠ドラッガーは社会人として必要な学習ポイントを3つ指摘する。
価値観 これは幼少期から始まる人の経験により価値観は大きく変わるが、自身を例に挙げるまでもなく学習しなければ自分さえよければよいという考えを持ち続ける可能性が高い。価値は家族、会社、地域社会、国家、人類に対してどんな価値があるか意識することから始まり、多くの第三者がそれを認め続けることにより生まれる。本を読めば正しい価値観が得られるという事でなく、自分自身のマイナスの体験やコミュニケーションから学んだ事がベースになっているかと思う。正しい価値観をもつ友人や仲間と意図的に接触を深めることから始めたい。尊敬できる師匠がいれば、近づこうと自然に真似ようとするのでベストな方法ではないかと思う。ここまでは私が言葉だけ見て勝手に想像したことだが、ドラッガーはもっとシンプルだ。仕事の価値観とは「自分にとって本当に面白いテーマか」「心から楽しめるテーマか」というものであった。将来儲かる可能性が高いテーマという動機からのみ学習するのではそこそこ出来ても一流にはなれないという。それは心から気持ちが入ってない為集中出来ない為ではないかと思った。会社及び自分の危機感がスタートの仕事テーマでも同様のことが起きる。
今の職種、取扱商品が本当に性に合っているか自分自身に問いかける事により成功する新規事業、新商品は生まれると思った。好きでないと気持ちが乗らないのは人づきあいだけではないのだ。だからこそ性に合うテーマを仕事の中で早く見つけ1日1時間学習すべきなんだ。3年後にはその道の専門家になっているに違いない。
強み 仕事の弱みを修正しようしてもなかなか直らないのは自分自身を振り返れば容易にわかる。几帳面な人はクリエイティブに比較的弱く、その逆もある。本田宗一郎だって時間を忘れて技術開発に没頭したのだ。その人の得意とするところに光をあてたいので管理職は管理の得意な人という位置づけにして専門職の実績を上げる人と同格にしなければならない。自分の強みとは多くの人と比較してわずかでも自分のほうが成果をあげられる領域のことで、今現在圧倒的に得意分野ということではない。
機会 ドラッガーの機会発見法は「通念にはんすることで、すでに起こっていることは何か」を問い「その変化が一時的なものでなく、真の変化である事を示す証拠はあるか」をしらべる。最後に「もしその変化に意味と重要性があるならそれはどのような変化をもたらすのか」をシュミレーションすることだ。一言でいえば「今すでに起こっている未来が3年後どんなマーケット変化を起こし自社にどう影響するのかを調べる事」となる。自分、自社の強みをどう変化の激しいマーケットにフィットさせていくのか?マーケティングそのものである。毎日身の回りで起きていることや世界中で起きている変化の中から自分の強みと関連付けていく作業はかなり学習しないと根拠のない勘だけになり、成果を上げる確率は下がっていく。