column411 分かれ道
危機 crisis の語源 krisis はギリシャ語で「分かれ道」という意味らしい。
つまり、人生・会社においても今後、運気が上昇してゆくのか下ってゆくのかの分岐点ということだ。
運は自らつかむものであるとするなら、分岐点でどんな行動をするかで人や法人の真価が問われる。
ではどうしたらよいのだろうか?
まずは「平常心でいられるか」ということか?
平常心とは「気負いなく淡々とした心境」という意味で使われることが多いが、実は禅語で「今の自分をあるがままに受け入れ素直に認める」ということらしい。
今の自分を受け入れるくらいできそうでできない場面は多い。
「こんなはずではない」「自分はここまでやってきたのになぜ周りは認めようとしないのか?」
現状の自分や会社は自分が引き起こしたのではなく、他人や世の中が引き起こしたのであると考えてしまう。
つまり他責である。
では他責を排除するにはどうしたらよいか?
偉そうなことを言えた行動をしてはいないが「原点に立ち返る」ことである。
原点に立ち返ることは大きく振り返り、自らが辿ってきた道を見つめ、正誤・善悪を自責として捉え、自分を認め、人に感謝することに違いない。
人に感謝できるようになったとき危機はチャンスに変る。
つまり人が自分の為に動いてくれる。
振り返ってみれば過去のチャンスはすべて人が動いてくれて成就しているのである。
まだまだ感謝の心より「オレが」の気持ちが強い自分が変われる最後のチャンス、分岐点かもしれない。