column409 アメリカの復活戦略 | CEOコラム

column409 アメリカの復活戦略

戦後、何度もの危機を自らの価値に都合よくルール変更してきた米国が再びルール変更の時期を迎えている。
今回のルール変更はアメリカ国民や世界中の人間を巻き込んでのトレンド変更、常識変更になる。

戦前のブレトンウッズによる金ドルリンク固定相場制から始まり、ニクソンショック、プラザ合意を経て今の世界機軸通貨ドルが君臨しているわけである。

今回が今までのルール変更と大きく異なるのは、市場原理主義により国民間の貧富の差、国家間の貧富の差が拡大し不満が渦巻いていた状況にサブプライム問題がやってきて、貧困層が大打撃、後進国が大打撃を受けている点だ。

米国はインフレにして通貨価値を暴落させ借金を減らしたいが、それをすぐやれば人口が増加している有色人種の暴動が起こる。
デフレにすれば借金は増え、財政は破綻に陥る。
右に行っても左に行っても進路がふさがれた分、歴史的に見て最後の手段が戦争である。
特にアメリカはヤラセの名人である。
古くは
 米墨戦争
 米西戦争
最近では
 真珠湾攻撃
 イラク戦争
と、困ったときは必ず敵に甘い罠をかけ、自らの目的を達成してきた。

国力を再び取り戻すためには、米国の長年の悲願であるアジア、特に中国大陸の利権を手にすることである。
やり方は従来と全く同じように北朝鮮に甘い罠をかけ、南北朝鮮統一を果たし、中国・ロシアと緊張関係をわざと作るであろう。
そして中国上層部に対する反対勢力を作り、中国内紛の火種を作り出すであろう。
そんなに遠くない未来に。

その時日本は米国側に付き後方支援をするのか、中立的な立場で米国のエゴを止めるか。
現状では前者と思われる。
日本の戦後GHQ教育の誤りに国民が気付かない限り、日本の戦後は終わらない。
これから50年、100年かけて少しずつ状況は変化してくるに違いない。

早く日本人精神の正当性に気付くためには、この150年の歴史の流れを自ら学ぶしかない。
道のりは近く、遠い。