column376 環境問題と見えにくい環境ビジョン
人が生きていく為の環境問題、そして生きていること自体がCO2排出の根源であるという考え方。
誰もが一度は考える極論である。
ひとりで実行するには道は限られるが、集団で排出を減らす方法はいくつかある。
しかし企業にとっては目的と目標は明確であったとしても、戦略オプションの中身が曖昧になりがちである。
特に多くの中小企業においては「環境どころではない」というのが本音であろう。
環境問題が大きなビジネスチャンスになると世の中が認知しはじめる。
そういう時期には大企業が既に手を付けていて、中小企業は後追いになり利益が薄くなる可能性が高い。
しかし、もっと大切なことは儲けが先にくることでなく、なぜそのビジネスがしたいか? 社会や顧客に貢献できるのか? という観点と枠組みが決まってから動くのでなく決まる前に動けるかどうか? という点にある。
日本人はムードに流されやすい、外圧がないと動けないという歴史的事実がある。
未来をにらんだ地球温暖化対象が十分科学的確実性がないことを理由に取り組まない勢力もいまだに存在する。
一方、エコは購入の免罪符として機能しはじめた。
「エコだから買い換えねば」
「エコだからブランド品を買う」
例えばルイ・ヴィトンは耐久性が高いから買うという購入の言い訳として成り立つ。
我社が目指すエコブランディングはまさにこの免罪符戦略である。
我社の活動が社会から認められる為の戦略はカーボンオフセット付き商品等、もう一段、もう二段と踏み込んだ形が必要とされるだろう。