column375 (続)双子のパラドックス
「時間の基準が違う」という前回の説明だけではよく意味がわからないと思うので、もう少し説明させていただきたい。
人間の主な構成要素のアミノ酸(分子)、さらにそれを構成する原子、さらに原子核、さらに陽子・中性子、さらにそれを構成する粒子の話である。
原子の直径は1億分の1センチ、さらに原子核はその10万分の1だから10京分の1センチ。
さらに粒子はそれよりかなり小さい。
こんな小さなものが我々のカラダを構成している最小単位なのは大変な驚きだし、イメージ不能だろう。
その粒子が1ミリ動くには途方もないスピードかもしくは 時間が要される。
時間はかけられないので粒子は物凄いスピードで動くことになる。
光に近いスピードで人間が移動したとき、粒子も同時に移動するので粒子から見たスピードは変わらないが、地球にいる人間から移動している兄の粒子を見ると極めてゆっくり動いていることになる。
それはとりもなおさず移動中の人間の時間が地球から見たときゆっくり動いていることに他ならない。
わかったようなわからないような話であるが、考えると夜も眠れない。
宇宙が創造した人間は常に動いていることにより若くいられることがなんとなくわかったような気がする。
今、私が急激に老けているのは頭も動かさない、カラダも運動しないことが大きく影響していることだけは確かなようだ。