column245 個人商店から企業へ | CEOコラム

column245 個人商店から企業へ

サンセンドウの原点を振り返れば、個人の営業力が顧客ニーズを引き出し企画となり、売上となる。部下は上司のやり方を見よう見まねで学習し、自分なりに営業スタイルを確立してゆく。そして売上増に伴い、経理・商品企画・デザイン・制作・企画・総務の順に間接部門が新設されてゆく。
そして、社員が増え営業所が次々に新設されてゆくと、会社のベクトルを一つに向けるための情報共有化が不可欠となり、イントラネット(インフォ)が整備されてゆく。

社員数が100人近くになると別のステージへ行くための様々な変革が必要となる。
その変革の中で最も困難なのは社員の意識改革である。
社員20人の頃のサンセンドウと80人のサンセンドウを比べると、考え方を変えなければならない部分と変えてはいけない部分があり、それらを整理する必要がある。

[変えてはいけない部分]
●顧客第一主義
●何が何でもやり遂げる意志力
●自負心 プライド

[変えるべきところ]
●自己中心の営業スタイル
 個人商店は営業が一番エライが、企業では組織力を自分の力にする営業スタイルが求められる。
 「オレが売らなければスタッフの給料は出ない、だから無理を聞くのは当たり前。スタッフの都合は二の次だ」は卒業せねばならない。

●顧客から選ばれる会社になるための、質にこだわる姿勢

その原点にはサンセンドウの粗利至上主義にあることに気付いた。
当社の営業の、顧客に対する姿勢は評価できるが、社内に対する姿勢は、自分の都合と相手の都合を先々まで考える「段取り第一主義」に変革していく必要がある。
これからは「お客様から見て仕事を依頼したい会社」になるために、他社を圧倒するクオリティを実現しなければならない。
そのためには、営業はスタッフが考えて仕事が出来るよう、余裕をもって段取りよく仕事を依頼しなければならない。
当たり前のことではあるが忙しくなるとつい、自分中心の依頼の仕方になり、納期が迫っているので考える時間がなくなり質が落ち、結果クレームが出る。

中期的に考えれば質を上げることが組織力を高め、営業マンの粗利を多くすることは自明の理である。

今のままでは年末の繁忙期を乗り切れない。
そのため以下の施策を実行してほしい。

(1)受注の見える化に伴う、下版2週間前の受注告知
(2)金曜・土曜下版
(3)質の高い仕事をしてもらうための段取り
(4)リキッドデザインの早期完成
(5)外注ネットワークの構築


以上である。