column242 ノベルティに対する時代の要請 | CEOコラム

column242 ノベルティに対する時代の要請

ノベルティには条件付のものと無条件のものがある。価格競争が激化すればするほど条件付景品の必要性は薄れていく。
なぜなら

(1)行動と引き換えにプレゼントを渡すことは、その行動を心理的に制限する側面がある。
  (他に行きにくくする)
(2)購入と引き換えのプレゼントの場合、心理的にはその分値引きしてほしいと思う。


上記を覆すためには何らかのプレミアム性が必要になってくる。
a.入手が困難な商品
b.希少性の高いオリジナル商品
c.顧客ネーム入りのオンリーワン商品

そもそもプレゼント欲しさにその何百倍もする商品を買うことはありえないが、きっかけになってほしいと思うからこそノベルティは存在する。
しかし時代と共にその考え方は変化している。
CSからCLの時代にふさわしい景品戦略は、アフターサービスに重点を置くべきだと考える。
そして、毎年シリーズで希少性の高いモノが贈られれば、メッセージとともに生涯顧客満足のきっかけになりうる。


[用語説明]
CS(Customer Satisfaction)
商品の購入などサービスを受けた消費者が満足した程度の指標のこと。
顧客満足度が高い場合は継続的利用(固定客)や口コミを通じての新規顧客もが得られるが、反対に低い場合は、次回の購入の機会を失い、満足した時よりも強い口コミの影響で潜在的な顧客も失う可能性が高い。

CL(Customer Loyality)
ある会社にとって、顧客がその会社の商品やサービスを他の会社のものよりも優先的に長期間使ってもらうようにする戦略のこと。
経済がすでに成熟している先進国では、顧客の数が飛躍的に伸びるということはなかなか期待できない。このため、今の顧客をできるだけその会社につなぎ止めようとするカスタマー・ロイヤリティ戦略を実施する。