この時期、台風が1つ通り過ぎていくたびに、涼しく過ごしやすくなっていきます。いよいよ秋本番です。「食欲の秋」です。この時期、旬を迎える食材は、サンマ・鮭・なす・栗・リンゴ等々、色々ありますが、King of Autumn food と言えば、個人的にはマツタケかな。(口にする機会はめったにありませんが…)

マツタケは世界各地で採れ、日本でも北海道から九州まで全国各地でその味覚を楽しむことができます。秋の味覚である松茸の旬は、秋の深まりとともに、北海道から始まり列島を南下していきます。松茸前線は春の桜前線と逆の動きになります。

 松茸の生える場所は、アカマツやコメツガ、ツガ、ハイマツ、エゾマツなどの針葉樹の林に生えます。また、松茸は日当たりの良い南向きの斜面で、やせた土地に生えるそうです。

マツタケはアカマツの根の細根に好んで寄生し、養分をもらって育つと言われています。栄養学的にみると、キノコの優れた成分を持つため、ただ高価な珍味というだけの事ではありません。まず、α-グルカン、β-グルカンという成分が、体内の免疫力を高め、体外からのウイルスの侵入、過剰なアレルギー反応を防ぐ効果があることがわかってきています。また、がん細胞と正常な細胞とを判断し、がん細胞だけを狙って攻撃する作用もあると言われています。さらに、食物繊維も多く含まれ、水溶性の食物繊維も不溶性の食物繊維もバランスよく含まれ便秘解消に大変効果があったり、コリコリっとした食感で、少量でも満腹感が出るのでダイエットにも効果的であると考えられています。

 

・松茸ご飯(松茸ごはん)

・松茸のお吸い物(松茸汁)

・焼き松茸

・松茸の土瓶蒸し

・松茸のホイル焼き

・松茸の茶碗蒸し

・松茸のすき焼き

・松茸のてんぷら etc...

 

考えているだけで、ついつい、お腹がなりそうです。