⿅児島は、⼟砂降りの⽇にご⽤⼼︕
交通機関がマヒしがちだ。
地元の⼈によれば、何かが壊れるような災害がくると
「もうすぐ梅⾬が終わるね」ということらしい。
それぐらい⾬の災害が多いのだ。
だから、まず電⾞が⽌まる。
ことに在来線。
⼟砂崩れの危険が予想されるときは徐⾏し、もしくは運休する。
そこが単線の区間なら、反対から来る電⾞を待たなければ発⾞できない。
ホームに屋根のないどこかの駅で、何⼗分も待たされることがザラ。
⾼速道路も即閉鎖、となる。
そんなことを知らない都会育ち。
帰る⽇が⼟砂降りで、空港バスが遅延しました。
⾼速道路が⼀部通⾏⽌になり、出⼝渋滞に巻き込まれ、みごと⾶⾏機に乗り遅れました。
次の便は3時間後。
もう、ガックリ来ましたよ。
ところが、
⿅児島空港が、なかなか楽しい。
まず、お⼟産物屋が意外に充実。
特にさつま揚げの試⾷がたくさんあって、さまざまなメーカーの味を試せるほか、
⿅児島名物サツマイモを使ったお菓⼦の試⾷もたっぷり。
喜ばれるお⼟産を確実に買えます。
とは⾔え、お⼟産を物⾊するのは1時間あれば⼗分。
どうしようかな〜と思ったとき、この空港には⾜湯があることを思い出したんです。
ビールを買って、いざ⾜湯へ。
この⾜湯、国内空港初の天然温泉。
もちろん無料で利⽤できます。
タオルをもっていない⼈でも⼤丈夫︕
⾜湯オリジナルタオルを200円で販売しています。
しかも、
⾶⾏機が⾜湯に浸かるかわいいキャラクターの絵つき︕
温泉タオルコレクションに、是⾮とも加えたいひと品です。
肝⼼のお湯はと⾔えば、
空港駐⾞場の地下1500メートルからくみ上げる、源泉温度46.6度、毎分40リットルのナトリウム-炭酸⽔素塩泉(重曹泉)。
これは、⿅児島湾を形づくる姶良(あいら)カルデラの⽕⼭活動で熱せられた湯です。
ちなみに、この⽕⼭活動で積もった灰のため、⿅児島は地盤が弱く、⾬が降ると⼟砂崩れが起きやすい。これが、交通機関の乱れる原因です。
私が⾶⾏機に乗り遅れたのも、⾜湯を楽しめたのも、もとをただせば⽕⼭のしわざ。
ちょっと熱めの⾜湯は、浸けてしまえばすぐに慣れる。
ぬるりとした肌触りも、よし。
さらにここのステキな所は、
⾞椅⼦の⼈でも利⽤できるようにコーナーが設けられていること。
⾜を浸けるため、座席が低くなる専⽤の⾞椅⼦を貸し出してくれる。
⾜の不⾃由な⼈ほど、浸かってほしい⾜湯です。
⾶⾏機に乗り遅れた私は、⾜湯に浸りつつビールとナンチクの⿊豚⽣ハムで、まったりとしたひと時を過ごすことができました。
■⿅児島空港 天然温泉⾜湯「おやっとさぁ」
時間 AM9:00〜PM19:30
場所 ⿅児島空港1階 前⾯通路 3番出⼊⼝横
※この内容は2016年のものです



