三代目❤夢小説 『NAOTO編149』 | マヤブログ(妄想ストーリー)

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現在は三代目ファンフィクション専用垢です。
ちょいと前にブログ、オリジナル漫画、なんちゃってキャラ弁etcを公開してました。時々「はじこい妄想ストーリー」や「BTS妄想ストーリー」も気まぐれに書いてます。

直己がまりあの元彼・碧(あおい)を連れてきた。



拘束している様子はなく、
観念して大人しくついてきたようだ。



場所は前にまりあと行ったことがあるカフェだ。



細いまりあを膝の上に乗せてキスをした場所。



今夜もほぼ満席で、
逢瀬の思い出が残るその席しか空いてなかった。



もちろんそのことは直己も碧も知らない。



「そっちに座って」



碧は不貞腐れた様子もなく、
直人が示した真向かいの席に静かに座った。



言いたいことは山ほどある。



でも…
襟元を掴んで問い詰めるとか、
そんな荒い行動もできないほど、
直人は疲れきっていた。



隣に座った直己が、
直人の代わりに碧を問い詰めようとして、
少し前に身を乗り出す。



だが口火を切ったのは碧の方だった。



「今朝、また居なくなった。彼女をどこに隠したんです?」



「…は⁉︎」



「あなたの家に戻ってないってことは、
あのマンションしか心当たりがない」



「あの小さな子供がいる三代目のボーカルの家だ」







つづく