三代目❤夢小説 『NAOTO編98』 | マヤブログ(妄想ストーリー)

マヤブログ(妄想ストーリー)

現在は三代目ファンフィクション専用垢です。
ちょいと前にブログ、オリジナル漫画、なんちゃってキャラ弁etcを公開してました。時々「はじこい妄想ストーリー」や「BTS妄想ストーリー」も気まぐれに書いてます。

ベッドの上に並んで腰掛けて、直人の胸で泣きじゃくっていたまりあが、ようやく顔を上げた。



「まりあ…」



「なおちゃん、…明日、自分ちに帰るね」



「そんなこと…ダメだよ!守りきれなくなる…」



「ここにいちゃみんなに迷惑かける」



「隆臣くんだって、あんな事件があったばっかりだし…」



「もし、なにかのきっかけで、彼が隆臣くんに接触したら…」



「悪い風にばっか考えちゃダメだって」



「でも…彼は常識では理解できる人じゃない」



「私が戻ることで彼が落ち着いてくれるのなら、そうするしか」



「そんなことしたら、俺といた事を責められて、まりあが酷い目に合うに決まってる」



「それでなおちゃんや隆臣くんを守れるなら…」



「一生そうやって、彼に従って、辛い目にあって一人で耐えていくの?」



「君とこうして関わった以上、そんな生活、俺は絶対に許さない」



「なおちゃん…」



「明日一緒に出勤して、園長に事情を説明したら…」



「まりあの言う通りにしよ」



「え?」



「ここは出て、俺ん家で一緒に暮らそう」



「園長に立ち会ってもらって、彼に婚約解消するってはっきり伝えて」



「俺と新しい生活を始めるんだ」



「…なおちゃん、本気?」



「本気だよ」




「結婚を前提に…」



「俺と付き合って下さい」




つづく