三代目❤夢小説 『NAOTO編96』 | マヤブログ(妄想ストーリー)

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現在は三代目ファンフィクション専用垢です。
ちょいと前にブログ、オリジナル漫画、なんちゃってキャラ弁etcを公開してました。時々「はじこい妄想ストーリー」や「BTS妄想ストーリー」も気まぐれに書いてます。

直己がドアを開けた。



通路に出て左右を見渡すが人の影は見当たらない。



「誰もいないな」



そのままスタスタと非常階段まで歩いていった。



臣と隆二は反対方向にあるエレベーターの所まで見に行ったが、人っ子一人いなかった。



エレベーターは1Fで止まっている。



直己が2人の元へやってきた。



「やっぱり悪戯かな?戻ろうか」



「はい」



3人揃って玄関を入ると、おかしな光景が目に飛び込んできた。



まりあが隆臣の後ろに立ち、細くて白い手で隆臣を包んでいる。



その2人を更に大きく包み込むように、直人が抱いている。



隆二が思わず口にした。



「うわ!3人羽織みたい」



「こうしてりゃ怖くないだろ?」



「ねぇ!みんなでなにしゅるの?」



「ワクワクね♪」



隆臣だけはみんなの不安をよそに、楽しそうにしている。



隆二が手を伸ばして、隆臣の頬を軽くつついた。



「余計な心配だったね、ご飯食べよ」



「はぁい♪ちゅぎエビさん焼いてね!パーパ」



「おけ」



「じゃあこのまましゅっぱつよ!いっちに♪」



隆臣を先頭にして3人羽織が歩き出した。



「きゃ💦」



「待って待って!たっくん、歩きにくいって💦」



まりあと直人がバランスを崩しそうになっている。



「ちゅいてきてね!いっちに♪」



「すごい行進だな、ははは」



一同が笑顔を見せた時だった。



「ピンポーン…」




また玄関のチャイムが鳴った。




つづく