『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI⑥ 三代目妄想劇場ショートストーリー | マヤブログ(妄想ストーリー)

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現在は三代目ファンフィクション専用垢です。
ちょいと前にブログ、オリジナル漫画、なんちゃってキャラ弁etcを公開してました。時々「はじこい妄想ストーリー」や「BTS妄想ストーリー」も気まぐれに書いてます。

隆臣を抱きかかえて車から降ろした。



「そういえば今日は水筒のお持たせないですね」



「パンマンの?」



「そうですそうです!いつも隆二くんが必ず持たせるアンパンマンの水筒」



「パーパダメねぇ」



「あはは…そんなことないですよ。隆二くんはいつも隆臣くんの事を愛情たっぷりに育ててますよ」



「そーなの?」



「なにかあったんですか?」



「パーパね、たぁくんとおとーしゃんおいてけぼりしゅるの」



「え⁉︎置いてけぼりですか。外泊でもしたのかな?珍しい…」



「それで隆臣くん、おこ💢ですか?」



「しょーなの」



自販機の前まで来ると、マネージャーの携帯に着信が入った。



「隆臣くん、すみません!ちょっと電話出ますね!」



「どーぞ」



「あ!はい、いつもお世話になっております」



マネージャーが少し目を離した瞬間だった。



公園の方からコロコロとカラーボールが転がってきた。



「あっ!ボール…」



マネージャーは手帳を見ながら通話している。



「…では、失礼します」



「隆臣くん、お待たせしました」



携帯を離して自販機の方を振り返ると、そこに隆臣の姿はなかった。



「あれ?隆臣くん?…隆臣くーん?」




つづく

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