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露が宝石のように光を放つ朝
そよ風に青葉が揺れると
宝石もその形を変えながらシンクロする
早起きしたことさえ嬉しくなる
朝露は科学的には
放射冷却によって葉の温度が下がり
その周りの水蒸気が液体に変化して露となる
という説明はいかにも味気ない
むしろ不思議に感じる心の方を大切にしたい
科学的な思考から言えば
陽が上り気温が上昇すれば
露は再び水蒸気に戻る
いわゆる蒸発というやつだ
露にはもう一つある
溢泌(いっぴ)と言われる現象だ
昼間に取り込んだ余分な水分を水孔という小さな穴から排出するものである
朝露の成分が純粋な水であるのに比べて
こちらにはいろいろな成分が混じっている
農薬なども含まれることがあると言うので
気軽に飲んだりすることはできない(そんなひといる?)
この時期になると
朝の陽射しも結構きつい
紫外線が強い時期でもあるので
お肌の曲がり角(何度曲がった?)のジジイには
死の光線となる
小鳥の住めない鳥かごも
もうすぐ葉におおわれて見えなくなる
そしてあとひと月もすると
小鳥のかわりにセミの抜け殻が鳥かごを住処とする
そうなると真夏だ
でも今はまだ
モンシロチョウが日向でそっと羽休めをするのだから
季節はさほど厳しくはない、、、のかな
本日の予想最高気温31度
真夏日だ
ジジイには十分に暑いぞ!