流産して、はや100日が過ぎました。
今日は七夕。
大阪は雨の七夕。
そんな事もあってか
今日は、ちょっぴりセンチメンタルなお話。
今回の経験で、思いだした人がいます。
Nちゃん。私の初めての部下です。
彼女が、私のチームに来て1年
妊娠を喜んだのもつかの間
流産してしまいました。
その頃の私は
彼女にちゃんと寄り添えてなかった。
ごめんね、の気持ちをこめて
彼女の話を数回に分けてさせて下さい。
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早いもので、さかのぼること10年前。
(本当に早い、数えてみて仰天)
新しい老人ホームを開設するにあたり
「主任」に任ぜられたかみわざ。
4月オープンと言う時期もあり
チームの大半は新卒の
右も左も分からないような
新人の子達でした。
介護技術他に加え
社会人としての常識も
身につけさせてやらねばならず
毎日、時間や身体がいくらあっても足りないくらい
多忙な日々でした。
ご利用者も、職員も落ち着きかけ
何とか、形になってきた6月。
新たに補充されたスタッフとして
Nちゃんが私のチームに配属されました。
高校を卒業したものの
定職につかずファミレスでバイトしてた彼女。
いわゆる、フリーターでした。
中学校の職業体験の時間に
お年寄りの通うデイサービスセンターに行き
介護の仕事をしてみたいと思っていたようで
私の所属する、法人が出していた
求人に目を留め、応募してくれました。
「バイトの面接に来ました~」
と、金髪に近い髪色で
あっけらかーんと、入ってきたNちゃん。
本当は、正職員の募集だったんだけどね(汗)
資格・経験なし。
しっかり働いたこともない。
ないない尽くしだったけど
あっけらかんとした明るさと
そもそも、人手が足りないこともあり
「こいつは、ひょっとしてばけるかも」
の、副施設長の直感により
めでたく?!採用となったNちゃんと
わたしの付き合いが始まりました。
長くなるので続きます。