雨とともに肌寒さが復活しましたね。
これは、その前のぽかぽか陽気の頃の
お出かけのお話です。
夫の実家は、隣県で自営業を営んでいました。
昨年末、高齢と不況もあってお店をたたみ
今年からは悠々自適の生活を送っておられます。
そんな義両親の希望
「一度大阪の造幣局の桜の通り抜けに行って見たい」
をかなえてまいりました。
造幣局の桜の通りぬけとは
大阪市にある造幣局の中に桜が沢山植わってて
１週間程度だけ、開放されるんです。
通り抜けが始まると、ＴＶや新聞で
ローカルニュースになるくらい有名な名所。
八重桜ばかりなので普通の桜より
見ごろが２週間ばかり遅く
また、期間限定なのもあって
相当混雑するので、子連れでは行きたくなかったんだけど
たまには、親孝行したい、との
夫のたっての希望で行って参りました
駅に着くと、早くも人が多く
聞かなくとも、どの方向に行けばいいのか
一目瞭然。
人並みについて行くと
交差点では、パトカーが交通というか
人ごみ整理をしています
桜は見事ですが
とにかく、人・人・人・・・
「立ち止まらず前に進んでください」と
警備員さんがメガホンで指示するなか
後ろからくる人に押されて
前へと押し出される状態
こんな状態のなか
ベビーカーは明らかに通行のじゃま。
がんがん、ぶつかられ
なのに私が当てた、みたいな眼で見られ
「だから来たくなかったんや～
」
と花を見るどころか人に当てないように
地面ばかり見つめる私。
何とか通路の端をキープしつつ
ベビーカーの右前方に夫を立たせ
人がぶつかってこないようガード
しかし、通路の端には
写真を撮ろうと桜に接近＆立ち止まってる
人々が群れており
これまた、スムーズに進むのを妨げられ
一刻も早く、この場から逃れたい
私を焦らせます
そんな喧騒のなかにも関わらず
ぽかぽか陽気につられ
うたたね寝してくれた息子氏
時間は１０：３０頃。
普段は１３時頃まで起きてるのに
偉業です。グッジョブ～
人ごみで疲れたようで
通り抜け終わるや、義母、開口一番
「ここは、もう、一回来たら充分やな」
確かに、花を見に来たのか
人を見に来たのか分からん位の
人ごみだったけど！
何とかわいげのないことっ
「きれいだったけど、人が多くて疲れた」とか
「ありがとう、でもこんなに人の多いところは一回で充分」とか
言い方があるやろうに・・・