俺たちの旅については、本当に語りつくせないので、箇条書きで少しだけ。

・オリジナル作品は1975年。自分は小学生だったので、リアルタイムでは見ておらず、数年後に夕方の再放送で見て、ずっとこんな世界にあこがれていたのだと思う。

・10歳年上の叔父の影響で、小椋佳も良く聴いていた。自分は、年齢の割には昔の歌を遡っていろいろ聴いていたのである。

・その後、10年後、20年後、30年後の放送も見た。リアルタイムでは分からなかったが、今自分がアラ還になり、初めて分かることが多い。オリジナルの放送も良いが、10年後以降の世界も、これはこれですごく良くできている話だと分かった。

・昔、VHSレンタルで全部借りてダビングした。その後、DVDが発売されて全部購入した。

・2025年秋からBS日テレや、TVerで再放送が決まり、改めて全部見て作品のすごさが分かった。

・ここでは作品の良さは語らない。以下の人たちが語ってくれているのでリンクしたい。

 

映画『五十年目の俺たちの旅』は観る者の多様な人生を肯定する。往年のファンにはたまらない仕掛けとは? 評価&考察レビュー (映画チャンネル)

 

昭和の伝説ドラマ「俺たちの旅」について語ります!

 

・2026年1月9日に「50年目の俺たちの旅」が映画で公開された。評価は完全に二分化されているが、昔からのファンにとっては、とにかく主人公たちが生きて動いていてくれれば良い、という思いである。

・自分も病気をしたり、周りに若くして亡くなる人を見ていると、本当に、「お互い、50年頑張って生きてきたよね」という、「ただお前がいい」という気持ちなのである。

・「俺たちの旅」とは俺たちの生きてきた人生そのものであり、「ただお前がいい」は喧嘩や言い合いはしても、最後には、ありのままを受け入れて許すことなんだと、今では思うのである。

・さすがに50年前の皆さんは今よりも綺麗な顔をしている。歳取ると全員、目が垂れて小さくなるようだ。そう思って自分も鏡を見たら例外では無かった。50年と言う月日は美男美女も平等に歳を取るのである。でも、変にしわ取り手術とかを受けると、顔がロボットみたいになるので、やはり自然に歳を重ねるのが良い。

・結局、映画館には2度も足を運んでしまった。イントロが流れ、最後に詩が流れる、それで2時間だけ違う世界に行けるのである。それを味わいたくて2度も行ってしまった。

・パンフレットは何件も映画館を回ったが売り切れ。仕方なく、1.6倍の値段でフリマサイトで購入してしまったところ、その日の夕方になって公式サイトから増刷のお知らせが出て早まった。転売するような人はファンじゃない。

・2026年1月22日の東京フォーラムの「俺たちの旅スペシャルコンサート」に参加した。

・4人に加え、小椋佳さん、紀子さん役の上村香子さんが参加してくれて嬉しかった。

・中村雅俊さんも含め、田中健さん、秋野太作さんは映画の姿よりも髪型、姿勢、声が若々しかった。映画ではあえて老け役をしていたのかと思ってしまう。グズ六は杖を突いていたが、秋野さんは杖は突いていないし、田中健さんも映画では髪を揃えていたが、コンサートでは前髪を下ろし、髪も染めて格好良かった。格好良い人は50年経っても格好良い。あと、声質は大きく変わらないので、皆さんの歌は本当に良かった。岡田奈々さんもイメージは変わらない。男性陣はみんな、イケオジである。

・小椋佳さんの声がすごく良かったが、82歳ということで、かなり前かがみになり、座って歌う姿になっていたが、「少しは私に愛をください」は心にしみたのでオリジナルコンサートにも行きたくなった。小椋佳さんもいつまで歌えるのか分からない、という思いから、5月に鎌倉のコンサートチケットも購入した。これでまた楽しみが1つできた。

・東京フォーラムの「俺たちの旅スペシャルコンサート」は夕方からの開演だったので、早めに吉祥寺駅に行き、吉祥寺オデヲンで写真展を見て、カヤシマでスパゲティーを食べ、生まれて初めて、井の頭公園を散策した。ここは俺たちの旅のメインロケ地であり、50年前とそれほど変わらない景色が楽しめた。

・井の頭公園駅にも行った。さすがに建て替えられ、50年前とは全然雰囲気は違ったが、今回の映画の中では最後に出てきた。

残念ながら伝言板は無かったけれど。

 

・うまく言えないけれど、「50年目の俺たちの旅」は主人公たちを通しながら、自分の青春を重ね合わせて見る映画なので、一人ひとり感想が大きく異なるのは仕方ないんだろうなあと思う。でも、自分のこの感覚は別に誰にも分かってもらわなくても、自分だけが分かれば良いのだと思う。そういう映画です。

・参考までに、鎌田敏夫さんの小説「噴水」を読むと、映画の中で批判されているような部分については原作には一切出て来なくて、それぞれの章ごとに50年間のエピソードを綴った内容が書かれていて、映画の中では分からなかった、カースケの離婚やグズ六の兄のこと等が綴られていた。小説は時代が混在して書かれているため、ざっと読んでも、どれがどの時代なのかまったく分からないと思うが、テレビドラマを見てきた人だけには細かい解説なしに分かるようになっている感じである。

・鎌田さんは原作は原作、映画の脚本は脚本で、あえて(わざと?)内容を変えていたのである。

・映画を批判する人にはぜひ読んで欲しいと思う。小説を読むと、本当に、中村雅俊監督はよくあそこまで映像化したと感心する。

・「俺たちの旅スペシャルコンサート」はこの秋にも続くようだ。今年は、50年に1度(最初で最後?)の俺たちの旅のお祭りのようで嬉しい。もう少し、この心地良さに浸っていたいので、出演者の皆さんには頑張ってもらえたら嬉しいです。

 

こんなふうに思いだけが先走るので、この辺で感想を終わります。