時には昔の話を  ”池袋西口 旧芳林堂ビル” | 三茶(さんさ)

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だいずくんです

 

 

 

コロナ禍から

3年あまり

家から4キロ以内の

庭のような池袋駅周辺が

すっかりご無沙汰です

この機に 過去ブログ記事を

振り返って、再投稿しました

 

東京の池袋近くに住んで

44年目

毎日のように通った池袋駅

ちょうど

東口にサンシャイン60

西口に丸井

ができたころでした

 

それが、

昨年、8月29日(日)をもって

池袋丸井が閉店した

 

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2017年 過去ブログ

”池袋西口 旧芳林堂ビル”

 

雨の後に西口を

ぶらぶら歩いていた

 

池袋西口 丸井

 

 

 

ここも、店内が暗くさびしくなりました

百円ショップまであります

昔、丸井のカードシステムは、画期的で

当時にしては、めずらしくキャッシング

ができた

秘密保持契約書にサインして、システムの

設計書、説明を受けたが、当時の遅い

ネットを、うまく工夫して、不正防止を

組み込み、レシートにポイント情報を

バーコード印字した(特許であった)

長年クレジット販売のノウハウに驚かされた

その、システムセンターが東口の南側にあり、

よく通いました

 

 

要町へ少し歩くと

昔、

東京都千代田区は2002年、
市谷駅から九段靖国神社近辺のポイ捨てや
路上喫煙を禁じる条例を施行した
全国 で初めての施行であり、違反者には
2,000円の過料を定め当時話題となった

 

お一人では、危害を加えられることがあり

二人で回っています

 

 

 

八勝堂書店

 

ここは、本格的な古書店です

1階、2階、専門書が高く並んでおり

揃っているものは、数万円から数十万円

 

なかは、音楽もなく、もくもくと山の古書

を眺めています

 

 

揃えた本は半端ではなく、あらゆる分野

を網羅して、しかもシリーズ本は揃えています

神田神保町の古本屋に行かなくても

十分なほどです

 

 

ときどき、他では手に入らない、俳句の本、古典など

買い求めます

 

 

店の前には、100円、200円の

コーナーがあります

入口レジにいる二人の方の会話を

聞いているだけで、楽しくなります

 

置いてある本を見るだけで

古本への強いこだわりが、伝わってきます

 

 

 

そのそばに

旧芳林堂ビル

芳林堂は、70歳代以上の方にはなつかしい書店であった

 

昭和40年代には今のみずき通り三井住友銀行の近くに、

その後駅前の現在、三井住友駅前出張所(地下鉄出口7番)の場所に、

そして現在地に新築し移転した

そして、2003年12月31日に閉店した

 

閉店当時は、大いに話題になった

 

歩いて数分に、立教大学があり、

池袋モンパルナスの地、

山手線 丸ノ内線で便利な

お茶の水女子大学、教育大(現、筑波大)、芸大、東大

また、

早稲田、日本女子大、学習院大は、

歩いて行ける範囲であった

 

競馬、スポーツ、など娯楽でも、古い人には馴染みの

書店であった

親切できれいなレジ係りにあこがれる客もあったとか

 

現役の1990年代は、法律、経済の本をいつも買いに

行った

旭屋書店、リブロより、専門書はずっと充実していた

 

ガラス張りの狭い階段を上り下りしたことが

懐かしい

階段近くのコーナーで、くつろいで過ごしたこと

上の階に喫茶があった

 

1980年までは、携帯が普及しておらず

本屋さんは唯一貴重な情報源であった

辞書、地図代わりに

駅前の本屋を利用して

専門書、趣味の本は

主要な駅毎に、大きな書店を決めて

通っていた

 

どこに行くにも、まず本屋に寄ってという

時代であった

 

副都心、池袋・新宿・渋谷について、
 池袋:芳林堂
 新宿:紀伊国屋書店
 渋谷:大盛堂
が、定番であったとか
渋谷の大盛堂も2005年の6月に閉店してしまったので、

このうち残っているのは紀伊国屋書店だけとなった

 

池袋は東京有数の書店の街となった

リブロが西武池袋本店11階で営業を開始、

まだ「西武ブックセンター」という名前で、

最初の売場面積は300坪

 

1980年代、洋書に強い「新栄堂書店」は東口、

人文・社会系の本の総本山だった「芳林堂書店」は西口、

大阪発の書店チェーン「旭屋書店」は東武百貨店池袋本店、

学習参考書も手がける「三省堂書店」は池袋パルコに、

それぞれ店を構えた

 

が、それもここまで

このうち新栄堂書店は店をたたみ、

新栄堂書店のあった場所は東口駅前の

マツモトキヨシになった(よく買い物します)

そして、

大型店ジュンク堂書店が進出してきた

1971年から5年間、大阪で新入社員

だったから、旭屋書店 ジュンク堂は

懐かしかった

 

2000年に入って

芳林堂書店が閉店

さらに

東京・池袋の大型書店リブロが、

2015年7月20日をもって閉店

 

三省堂書店は1990年代に一度池袋から撤退したものの、

再進出を果たして、池袋西武の屋上入り口に、

その後、リブロに移って

三省堂書店池袋本店

 

 

現在は、

西口 東武百貨店

 旭屋書店

 熊沢書店

東口

 ジュンク堂 10フロア

 三省堂書店池袋本店

     西武百貨店別館の地下1階と、書籍館の地下1階~4階

に、時々訪れるが

かっての熱気が薄れた感が

私だけでしょうか

 

 

話が戻って

向かいに、立ち食いそばがあり

入ってみた

 

茹で立てのコシのあるそばと揚げたて熱々の天ぷらが自慢

天ぷらを売りにした立ち食いそば店

人気一番は海老、キス、いんげん、かぼちゃの揚げたて天ぷらが

楽しめる天ぷらセット(650円)

 

 

いわもとQ 池袋店

 

 

天ぷらそば、蕎麦大盛りで750円

 

 

 

 

 

 

 

そばは、立ち食いにしては、そば粉が多い

天ぷらも、海老、キス、いんげん、かぼちゃの

揚げたて天ぷら

 

この値段では、老舗の蕎麦屋が苦戦します

そういえば、

都内、歩きまわって

寿司屋 蕎麦屋 本屋

多くが姿を消してしまった

あるのは

回るすし屋 チェーン店立食いそば店 

コンビニの雑誌コーナー

です

 

 

また、書店の話に

最近、ジュンク堂も、最盛期の盛況が失せて、

店内がさびしくなった

本屋、そのものが、存在を問われる時代になったようだ

 

高校生までは、信州にいた

映画館(特に洋画館)と本屋は、

我が青春、そのものだった

ここで、

塾や予備校にも通わず

東京、世界の文化にも触れられた!

 

60才で定年退職を選んだのは、

あこがれだった本屋さんへのアルバイト

の希望もありました

面接を受けて、シフト制の時間がどうしも合わなかった

そこで、

茗荷谷で図書館のアルバイトをした

 

 

さらに

池袋西口の池袋駅から要町駅に抜ける

通称「乱歩通り」の中ほどのランドマークのレンガ色の

光文社ビル」が空ビルになっている

2019年の7月には1階の「ミステリー文学資料館」が閉館し、

その後はどうなるかと思っていたが

ついに全館閉館となっていた

 

馴染の蕎麦屋

美味しいビールをたしなんだキリンシティ

が消えてしまった

 

池袋駅の東口

池袋マンモスプールと池袋スケートセンター 1993年に閉鎖

 巨大煙突の清掃工場に

三越池袋店が2009年5月に閉鎖 ヤマダ電機に

トヨタ オートサロン アムラックス東京が2013年12月23日 消え

よく通った東急ハンズ池袋店が2021年10月31日に閉店

 

最近、

西武 そごうの百貨店が売却先と

交渉中です

 

どんどんと、なつかしい思い出が

消えていきます