地下鉄博物館 後編 | 三茶(さんさ)

三茶(さんさ)

だいずくんです

 

2016年9月14日

地下鉄博物館を訪れました

 

地下鉄博物館の記事

Yahooブログで 11回連続でアップしました

① 2016/9/23(金)  大人も夢中になる <メトロパノラマ>
② 2016/9/24(土)  地下鉄第1号車と「うへの駅」プラットホーム
③ 2016/9/25(日)  1000形 1001号車
④ 2016/9/26(月)  丸ノ内線第1号車 <301号車>
⑤ 2016/9/27(火)  地下鉄 <車両模型>展示
⑥ 2016/9/28(水)  銀座線01系車両
⑦ 2016/9/29(木)  100形(129号)車両
⑧ 2016/9/30(金)  シールドマシンカッター
⑨ 2016/10/1(土)  運転シミュレーター
⑩ 2016/10/2(日)  地下鉄 用具と機器
⑪ 2016/10/3(月)  パンタグラフとブレーキシステム
______________________________
 
 
2020年12月30日は、地下鉄記念日です

過去記事から

7回分をまとめて紹介しました

 

今日は、その続きです

4回分を紹介します

 
シールドマシンカッター
 
カッターディスクは副都心線の掘削に使用されたもの
半分の大きさでもかなりの迫力!!
 
地下鉄工事現場に地上から、超大型クレーンで
分解したものを下して、狭い地下スペースで
組み立てる
 
 
 
実際に掘ったシールドトンネル断面図
 
 
掘った後に線路を引き、架線を引き、
その他多数のケーブルを引き通すこと
でようやく鉄道が走ることができる
 
 
 
シールドトンネルは、
シールド工法によって掘削されたトンネルである
「シールド」と呼ばれる筒(ないし函)で
切羽(きりは)後方のトンネル壁面を一時的に支え、
切羽を掘削しながら逐次シールドを前進させるとともに、
シールドの後方に壁面を構築する
 
 
 
 
現代ではもっぱら、
高度に機械化されたシールドマシンを使い、
壁面は分割されたブロック(「セグメント」)を
組み上げて構築する
セグメントは工場で大量生産できるので、
コスト面に優れる
 
 
 
 
例として御茶ノ水駅の路線模型
 
 
ガス、電気、上水道、下水道、共同溝のライフライン
と大変混雑しています
ビルの下、地下鉄を支える柱がたくさん並んでいます
後から開通した千代田線は、神田川の下を立体交差
しています
 
 
 
参考 
御茶ノ水駅
2020/12/17
 
 
 
 
 
 
 
運転シミュレーター
 
大人気の千代田線シミュレーター
 
 
運転台だけでなく、一般座席からも
走っている映像が見えるので、
家族みんなでレジャー感覚で
楽しむことができるよ
 
 
 
 
地下鉄千代田線の本格的シミュレーターは
綾瀬駅から代々木上原駅までの全線を運転
体験できる
 
 
銀座線、有楽町線、東西線の
シミュレーターもあるので
一緒に体験してみよう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東西線のシミュレーターに挑戦
 
 
南砂町 - 西船橋間は、地上区間です
 
全線の半分弱を占める約14kmという長距離の
地上区間を持つ地下鉄路線は東西線のみです
 
ということで、景色のよい東西線に挑戦
電車の運転は初めてです!
 
では、出発進行
 
ブレーキのバーを、思いっきり
ゆるめに引く
 
アクセルバーを、どんどん上げて加速
 
20キロ>>>50キロ>>>80キロ>>>100キロ
”新宿事務所じゅうにじゅうさんじゅう”ではありませんが
 
画面の景色がものすごい勢いで走り、迫力あります
 
緊張感にぞくぞく
ここで、障害物を見て、すぐブレーキをかけても
相当、電車は進んでしまいます
すばやい反応がそもそもできるんでしょうか
 
先方に駅が見えてきました
 
アクセルをゆるめ、ブレーキを半分くらいかけます
 
駅構内の停止線が見えてきたら
アクセルは0に近づけ
ブレーキを一気にかけます
 
ここがポイント
乗っている人が、倒れないように、慎重に
バランスよく、いっぱいにブレーキを
 
少し、停止線を越えたが、なんとか止まりました
 
となりの指導員に2駅補助していただき
3個目の駅でした
 
映像がリアルで、実際に運転しているスリル感
が味わえられ
のんびり景色を見る時間などありません
 
最近、自動化されて、新幹線の運転手が、
操作盤に足を乗せていたとか、記事を
見ました
 
すっかり、疲れて、腰が上がらない
足がよれよれ
 
先日の記事
運転席からタチションしたという
 
2016年9月27日 朝日新聞
JR東によると、
運転士は輸送指令室に無線連絡すれば、
停車中に駅や車内のトイレを使うことが認められている。
ただ、佐倉駅での停車時間は約1分。
駅構内のトイレまでは階段を往復しなければならない。
運転士は乗務歴20年以上のベテランだが、
過去にも数回、同様に用を足したことがあるという。
 
 
運転手のトイレ
ベテラン運転手、運転前に水を飲まない
必ずトイレへ(出るまで)、下痢止めを常備
それでも、長年の間に、駆け込むことがある
とか
 
日本の時間厳守のプレッシャーで、
やむなく・・・
運転時間、2,3時間ですが
 
ずっと、乗る立場で、
ちょっと揺れると、下手な運転手に
いらだつこともあったが、
 
運転する立場で見ると
結構、乗客を乗せる精神的な緊張感が
大変なことがわかりました
 
いつも安全な運転、ありがとう
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地下鉄 用具と機器
 
マツダ電気時計
 
 

1934年(昭和9)年6月21日に開通した、
東京地下鉄道株式会社銀座~新橋(現在の銀座線)の
開業記念に関係者に配布されたものです(可動品)
マツダ電気時計は昭和初期を中心に東芝のルーツと
なった「東京電気株式会社」によって販売されていた
もので、コンセントから直接電気をとりいれる珍しい
タイプの時計でした
 
 
改札鋏こん一覧表と改札鋏
 
 
昭和32年発行の乗車券 軟券・硬券
 
片道乗車証
定期券利用者にストライキなどの時交付された切符
昭和35年11月29日発行
丸の内線と銀座線共通仕様できる乗車券
 
帝都高速度交通営団、初期マーク入りの
渋谷ー浅草間・回数乗車券
 
 
改札鋏こん一覧表
 
 
 
改札鋏
 
 
乗客の切符を改め、また各駅ごとに
はさみの型を変え乗車駅を明らかに
する
 
 
昭和50年代
有楽町線 市ヶ谷駅、トイレの前
改札口で、改札鋏をピストルみたいに素早く
指で回して、カチカチと軽快な音を披露して
くれた駅員さんがいました
 
ついでに
昭和40年代
国鉄 天王寺駅、近鉄アベノ駅、の交差点で
交通整理していた「舞うお巡りさん」
その軽快な立ち振る舞い芸を
陸橋の上から眺めていた
 
 
 
ハンマー
 
 
レールの見えない傷を音で
探る、
今でも、使われております
 
 
 
動力車操縦者運転免許証
 
 
列車を運転するためには、
自動車の運転と同じように免許を取得する必要があります
それが「動力車操縦者運転免許証」で、東京メトロなど一般
的な電車の場合は、「甲種電気車」という種類の免許及び
身体検査に合格しなければならない
 
 
 
自動券売機
 
 
自動券売機では、ロール紙などをセットし、
発券する際にプリンターで印字している
紙質は硬券より薄く軟らかいが、軟券より
やや硬い
 
多くは裏側に磁気による記録面があり、
自動券売機で発券される際に必要な情報が
記録されて、自動改札機や自動精算機等で
読み取られる
 
 
最近、ICカードにチャージして地下鉄を
利用しており、自動券を使用しなくなり
ました
 
券を読み取る自動改札機が、だんだん
少なくなります
 
消費税の切り下げ、一旦外に出て乗り継ぎ
など、ICカードが便利です
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パンタグラフとブレーキシステム
 
地下鉄車両のしくみ
 
運転席でブレーキを操作します
 
 
 
 
高速回転にブレーキ
 
 
 
 
パンタグラフが閉じます
 
 
 
 
運転中のパンタグラフ
 
 
 
 
 
 
 
 
運転のしくみが見えます
 
11回連続でアップしました
おかげで少し、地下鉄のことが
理解できたような気がします
 
昭和91年目です、昭和2年にはじめて浅草ー上野
地下鉄が走りました
 
アジア・オセアニアで初めての地下鉄
当時は、随分と珍しい乗り物だった
んでしょうね
 
昭和初期
 
米の最新技術、WHとライセンス契約
して、デッドコピーして、試行錯誤して
たちまち国産車両を製造、近代産業の
礎となりました
 
他の地下鉄
札幌、仙台、新潟、横浜、名古屋、
京都、大阪、神戸、福岡
今まで、利用してきました
 
広島は、地盤の問題から広電が路面
を縦横に走って路面電車日本一です
全国の古くなった電車が走り
動く博物館と言われております
 
9月20日 - サラメシまるごと広島スペシャル
たまたまテレビを見て、整備の方のランチを
毎日、ランチを数分ですまして、いつ
事故が起きても対処できるように
心がけているそうです
 
整備は、古い車両も
定期的に、車両をすべて分解、手すりも
全部取って、洗浄、または新しいものを
取り付けます、大変な手作業です
 
利用する時は、車両の汚れ、傷、などに
目が行ってしまい、メモがかかせないとか
 
戦後生まれの世代は、皆そうしてきた
 
古い車両を残しているのは、基礎から
学ぶためです
 
こうした方々によって、安全運転が支えられて
おります
 
 

11回と、地下鉄博物館の記事を
ながながと続けてきました
 
昭和の時代、
20代から40代
仕事でよく利用しました
まだ、エアコンもなく、扇風機が
回っていた
 
大阪の御堂筋の座席が固く、
おもいきり座って、おしりを痛めた
名古屋では一日乗車券で全駅を
乗り継いだ
 
札幌から福岡、各地下鉄いろいろと
思い出して、
これで、終わります
 
 
地下鉄の保安 整備している人
が言っていました
 
”何もないことが、一番です”